午前中は薪採り。薪のストックはすでに一冬分は十分にあるのだが、来年分もためておきたい。お目当ての放置木があるのだ。今年1月の大雪で、折れた広葉樹がぶら下がっている。自然に乾くまで放置してから採取しようと考えていたのだ。晴天が続いた。雪が来る前に採取しようと、ひさしぶりに腰ナタと手ノコ、背負子を持って採りに行った。
月: 2005年12月
ウィンドウで完成する
建物ネタを続けよう。しかし、現在の日本の住宅建物はなんと酷いシロモノになってしまったのだろうか。建築の本をたて続けに読んでいる。まずは『ルイス・カーンの全住宅1940-1974』著・写真:齋藤裕(TOTO出版)。囲炉裏端でルイス・カーンもないもんだが、この人のシンプルな空間と自然素材、そして光へのこだわりは好きである。しかし軒のほとんどない四角いボックスの家の壁に、板壁とは・・・。ま、学ぶべきところはある。大きな全面ガラス窓をはめ殺しにし、サイドに小さな木の扉をつけて大きな採光と開放空間と美しさとを両立させているところなど。カーンはメキシコの建築家バラガンの自邸に大きな影響を受けていたみたいだ。うん、それはよくわかる。
梅が丘小、子どもたちの感想
先日、茨城県水戸市立「梅が丘小学校」のG先生から、「2005.11.2/紙芝居講演」のお礼のお手紙をいただきました。
「大内先生、川本先生・・・先日は、楽しい講話をありがとうございました。むささびタマリンのおはなしを通して、自然の中の生き物や森林の大切さ、そして、森林に自分から関わっていくこと、など一人一人がそれぞれに感じ取ることができました。紙芝居のもつ独特の雰囲気の中、自分たちがずっと歌ってあたためてきた歌を、先生たちと一緒に歌うことで、小どもたちは、先生方やタマリンと同じ世界を感じていたように思います。私も、あの時、歌を聞きながら胸が熱くなりました、感動の時間をありがとうございました。あの感動と、得た知識は子どもたちがこれから成長する中での栄養となっていくことと思います(中略)。先日の講演会の感想がまとまりましたのでお送りします(後略)」
以下、お送りいただいた生徒さんたちの感想の一部です。イラストも紹介します。心あたたまるお手紙、感想、励ましをありがとうございました。
囲炉裏の使い方
ここに来てめちゃ寒くなってきたが、僕らは今シーズン、なんとまだマッキー君(カマド兼薪ストーブ)に火を入れていない。囲炉裏のほうが薪の消費量がだんぜん少ないし、料理には便利だし、これで十分暖かいからである。いや、僕の座る位置は下窓を空けたこともあってすき間風もあって背中は寒いが、綿入れのベスト(袖無し半纏)と腰に毛布をあてていれば十分寒さはしのげる。板の間でなく畳にしたのは、防寒の点では大正解だった。
白菜漬け
白菜を4株収穫。漬け物を仕込む。ごく普通の四つ割り、柚子皮の刻んだのと赤トウガラシを挟み込み、塩を刷り込むというスタンダーな漬け物だ。いまやっておくと、お正月にちょうどいい感じで食べれるはず。Y先生もイタルさんも同じようにやっていたので、その時期を真似たのだった。僕らの畑のはずっと小型だけれども。