入院後半には義娘Mがすこぶる美味な菓子を、そして徳島のワークショップでお世話になっているSさんがスペシャルな天然水を届けてくれ、多いに助けられた。
スピリチュアルなSさんは前々からNonアルコールでかつベジタリアンであることを知っていたので、談話室でお水を受け渡されたとき、
「実は今回を機にお酒と肉食を止めようと思っているんですよ」と言うと、あたかもそう告げるのが分かっていたかのように、
「はい、そうしたほうがいいですよ。新生タマリンを楽しみにしています!」
と、慈悲深い目で言うのだった。
退院後は野菜や果物を食べまくった。いきなりそれだけというのも何なので、パンや米も少し、そして魚介や卵はちょっとだけ織り交ぜる。もう、あの病院食を思えば毎日が天国のような食事であった(笑)。