囲炉裏でパンを焼く


囲炉裏にあたりながら年賀状のデザインなどをやっていると、イタルさんがやってきて「外の水道が壊れちまったんだ。塩ビの接着剤は持ってるかい?」という。凍結で破裂したようだった。アトリエにはいざというときのために塩ビ管はいろいろな径を用意してあり、曲がりや径違いのジョイントなど、様々なヤクモノも揃えてある。それらを組み合わせてなんとか修理できた。「材料代だけでも払わしてくれんかの」とイタルさんは言うが「いつもお世話になっているし、困ったときはお互い様ですから」と断ると、お酒を1本持ってきてくれた。

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