先日、茨城県水戸市立「梅が丘小学校」のG先生から、「2005.11.2/紙芝居講演」のお礼のお手紙をいただきました。
「大内先生、川本先生・・・先日は、楽しい講話をありがとうございました。むささびタマリンのおはなしを通して、自然の中の生き物や森林の大切さ、そして、森林に自分から関わっていくこと、など一人一人がそれぞれに感じ取ることができました。紙芝居のもつ独特の雰囲気の中、自分たちがずっと歌ってあたためてきた歌を、先生たちと一緒に歌うことで、小どもたちは、先生方やタマリンと同じ世界を感じていたように思います。私も、あの時、歌を聞きながら胸が熱くなりました、感動の時間をありがとうございました。あの感動と、得た知識は子どもたちがこれから成長する中での栄養となっていくことと思います(中略)。先日の講演会の感想がまとまりましたのでお送りします(後略)」
以下、お送りいただいた生徒さんたちの感想の一部です。イラストも紹介します。心あたたまるお手紙、感想、励ましをありがとうございました。
「むささびタマリンのおはなしを見ました。おもしろかったです。またききたいです。うたをつくった人がかっこよかったです。もりをたいせつにしようとおもいます」(一年一組/T.F君)
「今日、体いくかんでしぜんのお話を聞きました。ぼくは、木を大切にしないといけないんだなと思いました。なぜかというときれいな空気がすえなくなっちゃうからです。だから、みんな、木を大切にしてほしいです。梅が丘小学校に来てくれてありがとうございました」(二年五組/Y.A君)
「今日の二時間目に、しぜんのおはなしをきく会を一学年から三学年で、むささびタマリンの作曲家の大内先生と川本先生に、おはなしをききました。わたしは、しぜんにはどれでも命があると知っていたけど、はなしをきいているうちに『しぜんは、人間とおなじで、すばらしいきせきをおこすんだ!!』と思いました。きっと大内さんは『まだまだすばらしいきせきをおこす』と思いながらきいていました」(三年一組/S.Oさん)
「十二月二日、自ぜんのお話を聞く会がありました。大内先生と川本先生に、森についてのことをたくさん話してもらいました。紙しばいを聞いて、作った人が大内先生と分っておどろきました。木の植え方を知って木を植える(育てる)ことがすごく大へんなことに気づきました。最後にもう一つおどろいたことがあります。大内先生と川本先生が『むささびタマリン森のうた』を歌っていたからです。自分で実さいに木を植えて、自分で森の歌を作って自分で歌う。わたしは、すごいと思いました」(四年四組/R.Oさん)
「自然のお話を聞いて・・・/日本の首都である東京の都会でも、西の方向には森があるんだなと思いました。雨がふらなくても川にはなぜ水があるのだろう。そう思っていたら実は森が水をためている。と知り、びっくりしました。むささびのタマリンが森のお話をする時、最初は自然の話なんてどうでもいいなと思っていたけれど聞くととても面白かったです。最後に『むささびタマリン森のうた』を歌った時、歌詞が物語のようでした。私はこのお話を聞いて、森ってとっても大切なんだな。と思いました。もしも森がなかったらこの世の中、大変だと思いました。いつもふつうにしゃべっている森が、私達のくらしにかかせない物と知ったのですから。自然のお話をして下さった方々、ありがとうございました。大内正伸先生へ」(S.Gさん)
「大内さんへ。 私は、この前の授業で、林業のことについて良く分りました。『たまりん』の名前の由来も、知ることができました。今までは、『森の大切さ』を学んできたけれど、大内さんのお話では、『森林のでき方』『森林のつくり方』『林業について』など、本格的な事を学べました。『むささびタマリン森のうた』という歌も、あの二人が歌っていて、びっくりしました。生の演奏もきけたので、とても感激でした。私も、大内さんのように、森に住んでみたいな。と思いました。本当に、ありがとうございました」(六年二組/S.Iさん)
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今回は県の教育委員会からの依頼を受け、平成17年度文化庁事業「学校への芸術家派遣事業」による講演でした。今後とも積極的に子どもたちに関わっていこうと思います。