草月会館、イサム・ノグチ


早朝に川越のホテルを出て高速に乗り大田区大森の叔父のマンションへ。ジャガイモや干し柿を届けにいく。母方の祖父母の位牌はここにある。久しぶりにお線香をあげることができた。

第一京浜で秋葉原へ。駅前がどんな風に変わったか、そのオタク度などを実際に見たいと思ったのだ。巨大なガラス建築群がすごい。そういえば品川にもガラス建築群ができていた。このCO2削減の時代にあまりに逆行しているこの開発とガラス建築の嵐、何なのだろうか?

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午後は赤坂の農文協で連載や単行本の打ち合わせ。帰りに近所の草月会館に行く。イサム・ノグチの石庭が見たいと、相方のたっての希望だった。 会館の一階ホールにあるこの空間、石と木の使い方、石と水の流れの扱い、その流れは静謐なのだけど、全体の印象はまるで「都会の中の渓流」だ(財団の管理で写真撮影禁止なのは残念だ)。3日の旅の最後の珠玉の点のように、その作品「天国」を目に焼き付けて、アトリエへ帰還(青梅~秩父まわりで)。

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草月会館の設計は丹下健三。


ライブ終了、カーンの映画


いよいよ僕らのライブ。会場は川越市民会館。古い建物だが観客席は1,200席、舞台も広い。裏に楽屋があって畳敷きや鏡が設置してある。テレビなんかで見ていた楽屋そのものだ(あたりまえか)。10:30からリハーサル。今回は僕らは舞台の端の方で歌い、背後のスクリーンにタマリンの紙芝居や神流アトリエの映像を流すという趣向だ。

なんといっても今回のイベントの最初を飾るもので観客数も多く緊張も高まる。スポットライトも強烈だ。ギターも歌も少しばかりトチったけれども、なんとか無事終了。お客さんや関係者の方々には喜んでもらえたようだった。その後、基調講演(黒川紀章氏)やパネルディスカッションを聴いた。休憩時と終了後はホールでCDや書籍を販売した。会場では森林NPOやボランティア関係者と思わぬ再会があって嬉しかった。

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CDを宮さんに


29日の川越市会館のミニコンサートに向けて出発。せっかくの遠出なので、前日に府中のビジネスホテルに泊まってライブを聴きにいった。京王線「柴崎」駅前のライブハウス「さくらんぼ」で宮之上貴昭(g) 大井貴司(vib) 吉岡秀晃(p) 谷口雅彦(b)を聴く。

vibの大井貴司さんの演奏に感銘を受けた。宮之上さんのバンドの最初のピアニストだったそうだ。お開き後、宮之上さんにSHIZUKUのデモCDを差し上げた。僕にとってこれで大きなひとくぎりがついた気がした。

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タコ焼きの春


昨日Y氏に囲炉裏で餅を焼いて食べてもらった。その餅だが、31日に搗いたのでもうすぐ1ヶ月になろうとしているのに、その餅にはことごとくカビが生えていないのだ。前々から感じていたのだが、この家は物が腐りにくい。ご飯も常温のまま4~5日くらいなら平気なのだった。囲炉裏を始めて保存度がさらに倍加したような気がする。煙には防腐効果があるのでそれもうなづけるのだが、他にも理由があって、それは無垢な自然素材の家なので湿度が一定に保たれていることではないかと思う。山の水を使っていることも関係しているのだろうか?

たとえば無垢の木の柱はそれひとつで、一升びん一本以上の水分を出し入れすると言われている。アトリエは一部のガラス戸をのぞいて全てが木と土と紙でできている。一升ビンどころか風呂桶1個分の水分だって吸ってしまうし吐き出してしまう。雨降りでも、室内でがんがん煮炊きをしても、結露はないし、じめじめ感が全くない。また、夏は冷房や扇風機がいらないほど快適だ。

ところで囲炉裏を使い始めて、今シーズンまだマッキー君には火を入れていない。というわけで薪のストックが減らない、という嬉しい驚きを体験している。

明後日のライブをきっかけに、名刺を新調した。左肩書きは「未来樹2001」を脱皮して「神流アトリエ・SHIZUKU」になった。illustratorのソフトで作成レイアウト。A4のマーメード紙でプリンターで刷り、トンボのラインをカッターで正確に切る。A4で9枚の名刺が作れる。「神流アトリエ・SHIZUKU」の活動紹介のチラシも作る。

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ライブの準備


数日前からギターと歌の練習を続けている。29日の川越のイベントでのショートライブでは、タマリンソング2曲と「この町で」の計3曲をやる予定で、そのバックには紙芝居映像と神流アトリエでの活動写真をパワーポイントで流してもらう予定だ。会場は「川越市民会館」、座席数は1200人。このイベントでのゲストスピーカーは建築家の黒川紀章、演題は「共生の思想と森づくり」ということだ。 “ライブの準備” の続きを読む