瀬戸内海・豊島での「大地の再生」1泊2日のワークショップへ。高松から豊島へは高速船が運航しており、家浦港まで約35分と近い。が、車は乗り入れできないので手荷物満載で船に乗る。背中のリュックには宿泊とナタ・ノコ・カマがセットされた「大地の再生」腰袋。そして両手には講演用のパソコンと煮炊き用の羽釜。下見は先々月にしており、センスいいチラシも作っていただき、島の地元の人たちを中心に集客もできたもよう。
カテゴリー: カマド・薪ストーブ
「大地の再生」+囲炉裏と薪火講座@丸亀「愛菜ファームSin」4回目
丸亀の自然農場「「愛菜ファームSin」で行われている「大地の再生」講座・4回目。今回はいよいよ涼しくなってきたことでもあり、三又囲炉裏やカマドで薪火を実践し、羽釜でご飯を炊いて、スパイスカレーを作って食べることに。
最初の目的であったハッサクの木は予想以上に樹勢を回復し、青い実をつけ始めている。あんなに枝枯れしてボロボロだったのに、さすがにちょっとビックリ。
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丸鶏の変遷
これまでのGomyo倶楽部での丸鷄ローストを振り返ってみる。これは第一回目、初めての丸鶏ロースト。鶏は2キロ超の大物で、腹の中は意外に広く、1.5合のもち米では空間が余ってしまい、じゃがいも2個を切って入れた。
内子から、握り寿司の夕飯
午後からS君が愛媛の内子でお世話になったという農家さんが視察に来ることに。僕の本の読者で 、このところ「大地の再生」に急速に興味を持ち、S君が滞在しているうちに訪問したいとのことらしい。
このところ高松は数日間まったく雨が降らない。例年のことだが恐怖の水不足の夏である。雨の少ない瀬戸内気候ではよく起こることだが、それにしても今年はとくにひどい。畑の奥のビオトープ池も干上がりそうな勢いで、浅い水たまりを覗くとメダカが苦しそうにぴちゃぴちゃ跳ねる。
タンドール窯でナン取り出しの道具を使う
ここでGomyo倶楽部の「タンドール窯」の歴史をおさらいしておこう。着工は2019.11.3。2回目は2020.1.19、この日、窯はほぼ完成した。粘土を使っているため乾くまで置き、そして翌月2020.2.2窯開きで初めてナンを焼いた。次の活動日2020.2.16にタンドリーチキンを焼いて、どちらも非常に美味しくて、しかもピザ窯に比べて薪の使用量が少なく、かつ炭を薪から作るときに大型のロケットストーブのように鍋をかけて使えるのですばらしい装置・カマドと実感した。
何度か使っているうちに、2つの問題が出てきた。ひとつはシシカバブを作るときに肉が滑り落ちてしまうこと。もうひとつはナンがうまく貼り付かなくて窯の底に落ちてしまうことがしばしば起きるのである。
ナンに関しては「よく絞った濡れ布巾で内壁のススを拭き取っておく」「焼き面に水をちょっとつけるとよく張り付く」ということで克服できたが(2020.4.19)、ときに取り出しのときに落としてしまうことがあった。
インド料理店では金属棒の先端にカギとヘラのついた2つの道具を使っているのを知ってはいたし、雑誌に連載したときもその図解を描いていたのだが、今回とつぜん閃いて自作して、その道具の威力を実感した。やはりプロの道具は実に理にかなっている。