桐生市内へ自転車で往復。忍木菟屋から市街地の中心まで片道12~3kmほど。ぶらぶらしながら走ると往復で30kmは漕ぐ計算になるが、山暮らしで鍛えている私たちは全然OKである。
市内にビールの看板があるレストランカフェを見つけて入ってみる。
囲炉裏暖炉のある家 tortoise+lotus studio
イラストレーター・著作家、大内正伸のブログ
桐生市内へ自転車で往復。忍木菟屋から市街地の中心まで片道12~3kmほど。ぶらぶらしながら走ると往復で30kmは漕ぐ計算になるが、山暮らしで鍛えている私たちは全然OKである。
市内にビールの看板があるレストランカフェを見つけて入ってみる。
温泉に浸かりたくなり、沼田の「しゃくなげ温泉」へ。大間々から赤城の東北面を回り込むこのルートは、四万十式作業道の取材で何回となく通ったので懐かしい。
公共施設ながら掛け流しというこの温泉は貴重だ。草津のような強烈さはないけれど、透明ながらほんのり硫黄の香りがしてなかなかいい。温泉大国群馬、さすがなのである。
入浴後、道路を挟んで反対側にある「沼田市指定重要文化財・旧鈴木家住宅」を見に行った。茅葺きの再建にはすごい手間がかかったことであろう。
蔵に積まれた薪。囲炉裏が燃えているのかな? と期待も高まる。
忙しくてなかなか水戸の実家に帰れない。30日が父の命日なので、桐生から若宮の豆腐・湯葉のセットを送ることにした。若宮はノコギリ屋根の工場を改装して豆腐会席をやっている店だ。国産大豆、水は桐生川の源流水を使うというこだわりようである。生湯葉や豆腐も店頭販売しており、地方発送もしてくれる。
私たちも自家用に豆腐と油揚とおから(湯葉入り卯の花)を買ってみた。
2月27日、佐賀県武雄市で講演があるのはお知らせしたが、せっかく九州まで来たのだからと、パーマカルチャーネットワーク九州のYさんが3月2日に熊本の高森町で講演を組んでくれることになった。
場所:阿蘇フォークスクール
熊本県阿蘇郡高森町大字上色見1390-1
0967-62-0027第一部 18:00~19:00 大内正伸 講演
「自然を暮しに生かす愉しみと技術」第二部 19:00~21:00 田楽と音楽と囲炉裏談義
高森名物の囲炉裏での田楽を楽しみます(お酒も入ります)。
SHIZUKU、他のバンドも登場します。
わ、楽しそうだな。そして午前中は平野虎丸さんの森を案内していただけることになった!
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さて、今回の講演が生まれたいきさつは。拙著『山で暮らす愉しみと基本の技術』に感動された女性建築士Sさんが、ご自分の所属するNPOで主催するべく動いてくれたのだった。そのSさんのブログをめくっていると、ちょっと素敵な写真と文をみつけた。ここにコピペしてみる。
SさんのNPOの家創り塾で改修工事中の倉庫が、ちょうど土壁の下地(竹小舞)ができて一部の壁に土が塗られているところ。それを見て・・・
神流川の谷間は寒い。ダムの流れ込みは氷結していた。
集落支援員の仕事は、最終的にはその地の過疎振興のための企画を起こすところまでできれば理想的だ。9月から仕事を続けてきて、ようやく私にひとつのビジョンが浮かんだ。yuiさんと囲炉裏にあたりながら、そのアイデアを煮詰めてみた。
今日は県から企画部長が持倉を訪れるので、そのスケッチを形にしてみたいと思い、道の駅「万葉の里」で早い昼食をとり、そのテーブルでノートに絵を描く。その後、役場を訪れコピーを取ってもらい、持倉へ。Sさん宅へ。