クサビ割りのワークショップ(8.紙芝居ライブ〜佐賀)


翌日、宿舎の前にある淀姫神社を参拝。隣に「佐賀のがばいばあちゃん」テレビロケの建物がある。天気は快晴だ。

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講演と再会(7.佐賀武雄)


いよいよ講演。ひさしぶりなのでさすがに緊張するなあ。それにパソコンの調子が悪いので念のためCDにパワーポイントのデータを焼いてきている。パソがダウンしたら主催者からPCを借りて、という段取り。地元のケーブルテレビの取材も入っている。

会場は文化会館の一室。けっこう大きな会議室。私の書籍やCD、ポストカード販売のテーブルも作っていただいた。

最初に主催の「NPO法人循環型たてもの研究塾」(略して「じゅんたて」)理事長、山田さんの講演。

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太宰府~佐賀(6.餅、ラーメン、鍋島)


宗像神社を参拝。太宰府へ。

途中、二日市温泉「博多湯」で朝風呂。300円。すでに共同浴場の佇まいはないが、お湯は源泉掛け流しでなかなか良い。

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石見銀山と大森集落(5.〜山口〜九州宗像)


世界遺産になった石見銀山。いったい何がそこを世界遺産にさせたのか? それが知りたかった。

まず銀の産出が全世界の1/3量というスケール。そして近世でほぼ閉山したので、近代技術の波を受けておらず、昔の佇まいがそのまま残っていること。さらに環境に配慮して、山林を持続させながら山を守り続けたこと。この最後の「環境配慮」が、けっこう効いているらしい。

車でその山と銀山の坑道の入り口などを眺め、駐車場(無料)に止めて大森の町並みを歩く。そして世界遺産センターで銀山関係の資料を見て回る。

面白かったのは銀の精錬方法に「灰」が使われていたことだ。最初、鉛との合金をつくり、それを溶かして灰に転がすと、鉛は灰に吸着して銀の純度が高まる。しかし

「鉛には発がん性もあると考えられているので、坑道内の出水・高温多湿や鉱滓・煤塵などの劣悪な環境も相まって、当時の鉱夫は短命であったといわれる。大森地内に各宗派の寺院が多数あることや、古文書の研究からその平均寿命はおよそ30歳程度であり、家族構成はその多くが独身もしくは夫婦のみ、と伝えられている」(Wiki)

というような記述は、世界遺産センターの展示では、しっかりはしょられている(笑/足尾銅山と同じだ)。

大森の町はタイムスリップしたような佇まい。石州瓦のレンガ色、黄色い土壁、錆びた杉板。材が細く華奢な住宅が多いのは、大火で焼けた後、急ごしらえで造られたからという。

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尾道~温泉津(4.坂の街探訪、薬師湯)


再びフェリーで宇野へ。岡山を通って広島県の尾道に立ち寄る。

尾道は坂と路地の美しい町だ。まずはアーケードを見学。昔の銭湯を改装したカフェでアイスコーヒーを飲み、小さな中華屋さん「みやち」でラーメン450円を食べてみる。

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