翌日は旧アトリエでみっちり作業。前回伐ったシラカシの枝さばき(枝を長さに裁断して囲炉裏用に束ねる)、畑の草刈り、庭の手入れ。そしてヒノキの巻き枯らし木を伐りにいった。その林はイタルさんの畑の上にあって、けっこうな急斜面の登り。
月: 2009年9月
石をとる/集落支援員in椹森(2)
集落支援員二日目。椹森へ。前回留守だった家を中心に回る。ここには50代の現役人が3人残っている。つまり、いま問題になっている限界集落の家主(70代80代のおじじたち)の、次の代の跡継ぎが存在する。一人は役場勤め。一人は造園業。一人は生花農業、である。
今日は、前2人に会って話を聞くことができた。釣りの話から、川の話になった。ここ船子川には、子どものときは飛び込めるような深い淵がいくつもあったという。それが消えたのは、石を取ってしまったからだ。神流川流域は庭石の産地である。鬼石の三波石は有名だが、そこは天然記念物になり河川から石が撮れなくなったので、さらに上流のここいらで川の石を取ったのである。そのおかげで、ざら瀬(浅い砂利の流れ)が多くなり、魚も激減した。
ところが、次に聴いたのはその石を取っていた側の人だった。しかし「石には人にパワーを与える力がある」と目を輝かせ、トラックに石を積んで全国売り歩くという、その人の話も良かった。石だけでは厳しいので、植木とセットでやっているという。 “石をとる/集落支援員in椹森(2)” の続きを読む
陽気軒再訪
初めて単独での集落支援員取材でくたくたになり。緊張が解けて、旧アトリエに戻る前にいったん町に下りるべぇ~という気分になり、食事と風呂にいく。
吉井まで下りてなつかしの「陽気軒」。私は味噌チャーシュー。
天空の集落/集落支援員in持倉(2)
県からの依頼を受けた「集落支援員」の仕事、持倉集落2回目は、いよいよ私たちだけでの仕事開始である。なにせ閉鎖的な山村集落にイキナリよそ者が突撃して話を聴きにいくのであるから、ある程度の軋轢や齟齬は覚悟の上である。
天空の集落からの眺め。よく晴れた穏やかな日。
DTPと挿画の仕事
7月からかかっていた単行本の挿画とDTP仕事が仕上がり、出版社から贈呈本が送られてきた。イラストはともかく、他者本のDTPを手がけるのは初めて。仕上がったのを見るのはやっぱり嬉しいですね。