ラーメン五圓安、定置網のチヌ・大アナゴ


久しぶりにラーメンを食べに行ってみた。外でラーメンを食すのは実に4ヶ月ぶりである。遠出は面倒なのでわりと近くの坂出「五圓安」へ。しかしコロナどこ吹く風というか相変わらずの人気店である。行列で店内にもイス待ちの客多数。食べログではいま3.48が付いている。

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ネコと車海老


高松三越で今日から始まる写真展「岩合光昭の世界ネコ歩き2」に行ってきた。岩合さんといえば今や猫写真家として絶大な人気を誇るが、実は世界的な動物写真家であり、僕がまだイラストレーターとして駆け出しの頃、写真集として出版された『海からの手紙』に瞠目し、圧倒されたのをよく覚えている。

写真展は世界中で撮影されたネコたちがちりばめられ、その完成度もすばらしいものであった。そして幸運にも初日のスペシャルトークショーを聴くことができた。優しい語り口でありながら予想通り禅の修行僧のような方であった。数日前、京都のネコを撮影した番組を見ていたのだが、その写真集があったので購入してサインを貰って帰還。

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墓参り〜コメダ、ミモザの咲く頃


3日は恒例の墓参り。昨年、石を新しくして塔婆も取り去ったのですっきり美しくなったyuiさんのお墓。ご一緒したご両親も喜んでくれた。正面が高松のシンボル「屋島」。頂上はメサ状の台地になっている。

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井岡、ダヴィンチ、若冲


さすがに年末から正月にかけては、ふだん見ないテレビをちょっと見た。まずは大晦日のボクシング。井岡の勝利、スリリングですばらしいボクシングだった。井岡のディフェンスの素晴らしさとカウンターの炸裂。歴史に残る美しい試合だったと思う。

レオナルド・ダ・ヴィンチを巡る、ヤマザキマリ(漫画家「テルマエロマエ」)池上英洋(東京造形大学教授・美術史家)がたどる「何がダ・ヴィンチを天才にしたのか?『フィレンツェのレオナルド』修業時代の謎」も面白かった。挫折の人だったんだ、ダ・ヴィンチ。

京都の絵師、伊藤若冲を描くドラマ。「ライジング若冲」。【作・演出】=源孝志は、かの名作シリーズ「京都人の密かな愉しみ」やった人だから、重層的なストーリーや映像の美しさは魅せる。

僕の蕭白コレクション。左は2005京都展の図録(400ページ超!)、さすがにこの展覧会は知らなかったなぁ・・・山暮らし始めて1年目だもの(これは奈良の古本屋で発見して即買いした)。でも1998の千葉市美術館は行った(「群仙図屏風」見た)

ただ伊藤若冲の絵は個人的には好きではない。だから京都好きの僕でも、実はまだ相国寺は行っていない。同時代の画家、円山応挙、池大雅、を三羽ガラス的にえがいているが、「曾我蕭白」が語られていないのはリアル的にどうなの?

まあ蕭白がでてきたら、ストーリーまとまらなくなっちゃうよね。実物の若冲絵画を全部見たら感動するだろうか? そこに禅の境地をかいま見れるだろうか? 大典との二人の関係に男色を、ゲイを匂わせて終わっているが、なんとなく解る。

ゲイって弱い芸術なんですよ。繊細で美しいのはわかるんだけど、なんかね、針のように細い。本当の芸術は厚板をぶち抜くような、槍のようでなければならない。

僕は蕭白が好きだ。というか、僕自身が蕭白なのだが。