断熱について/今日はバルコニー日和♫


二日前に初セミの声を聞き、昨日の高松は36度まで気温が上がって、とんでもなく暑い一日だった。

わが家ではまだクーラーは設置していない。「まだ」というのは、この新築の家の夏をクーラーなしで耐えれるどうか試しているのだ。

四国の夏は過酷である。東日本で生まれ育った私には、こちらの夕刻から夜にかけての暑さがたまらない。だから家の設計は夏をいかに凌ぐかを熟慮したのだが、基本的に過密でヒートアイランドの都会と、土や緑のある郊外・田舎はかなりちちがうということに気付かされた。

ここでは海風の影響も大きい。昼は海側から風が吹き、夜は逆に山側からの風になる。その変わり目、凪(なぎ)の時間帯がしんどいのだが、その後の夜風は心地よいものである。

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囲炉裏グッズと暖炉の構造


囲炉裏暖炉と煙の引き

昔の囲炉裏を使っていると寒い日のほうが煙がよく引くことに気がつく。冬の日中など屋根が陽で暖まっていたりしていると、煙の引きが悪くて部屋がけむたくなることがよくあった。しかし夏の場合は、窓を開放しているぶん(もちろん網戸はしておく)吸気が自由で大きいので、煙さはほとんど感じない。

この囲炉裏暖炉も同じで、昨夜も燃やしてみたのだけど、フードから煙が漏れるということがほとんどなかった。

0713.8

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スギ板の小さな机を作る


和室の床板に使ったトチノキの一枚板の端切れでテーブルを作った話は以前に書いた(こちら)。

0710.21

なかなか具合がよく重宝している。表面はウレタン塗装してもらっているので水汚れも気にならない。

0710.22

実は和室の床板は2段組なので、もう一枚の端切れがある。下の踏み床に使ったスギ板である。私が銘木屋さんで選んで買ったもので、絶妙な木目が浮かんでいる。厚さは26mm。今日はこれで小さな机を作る。

0710.23

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