いかなごと菜の花


ふと海の方をみると、女木島が夕日に赤く染まっていた。

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今日はスーパーでいかなごの茹でたのを見つけて、思わず買い込んだ。瀬戸内の春の味覚である。頭から骨、内蔵までまるごと食べる。少々クセがあるので、赤札なんかは買っちゃいけない。朝採れの茹でたものをその日に食べると、それはそれは旨い。パッケージには練り辛子が入っていたが、混ぜ物が多いので、私は柑橘をしぼり、ショウガのすりおろしで食べた。

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地レモンでいただく食


トマトとタマネギとアボカドのサラダをご存知だろうか? 私が最初に知ったのは丸元さんの料理書『丸元淑生のクックブック』(初版1987)だった。それによればメキシコの伝統的なレシピらしい。

材料は

トマト 4個 8ミリ角のサイコロに切る。
アボカド 2個 レモン汁の半量をかけ、木さじでつぶす。
タマネギ 1個 5ミリ角のサイコロに切る。
レモン 1.5個 汁を絞っておく。

材料をよく混ぜ、そのまま食べる。冷蔵するときはアボカドの種を入れておくと変色しない。

なんというか、完璧な組み合わせの妙を感じる料理なのだ。切り方も大事である。アボカドはつぶさないで角切りでもいいが、タマネギの大きさと量にビビって少量のスライスなんかしてたらこの味は出ない。

レモン汁がものすごくいい仕事をする。材料自体の味でまとまるので塩はいらない。2人前ならこの半量でいいが、あまりに美味しくて、きっと平らげてしまうはずである。

0211.15

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ローザ・パッソスの逢いびき


ボサノヴァのローザ・パッソス。Sentado à Beira de Um Caminho、この曲、いいな。

と思っていろいろ調べてみたら、BSで放映してる「小さな村物語イタリア」の主題曲L’APPUNTAMENTO (逢いびき)なんだね。ORNELLA VANONI(オルネラ・ヴァノーニ作)。

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