松岡のしっぽくと蕎麦


新著が出るとホッとするのもつかの間、献本やら販促活動等で忙しいのだが、それにオープンハウスと自宅個展が近づいて、さらに慌ただしい。

展示の材料を物色に買い物に出た。そのついで、ひさしぶりに滝宮の松岡に食べにいく。今シーズンはまだここのしっぽくを食べていない。

旧街道の鄙びたたたずまい、駐車スペースも狭い。というのに、県外からのうどんツアーらしきグループが二組。さらに地元の常連が続々と来店する。入店は12時10分過ぎだが、私の順番で蕎麦が最後の麺切れとなった。

ここのしっぽくは旨い。具は柔らかいサトイモと柔らかく煮込まれた親鳥が特徴だが、おそらく別鍋で時間差で炊き込まれているのか、ダイコンなどは煮崩れがなく、全体にダレておらず味に力がある。そして汁が舌がやけどするほど熱い。これもいい。以前、オヤジさんに聞いたのだが、地元のダイコンを使うことのこだわりがあるようだ。だからここのしっぽくは、他の店より早じまいする。

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縁起絵巻10年ぶり「ご開帳」


本日「四国新聞」の14面文化情報ページ「週刊アート情報・木曜倶楽部」に、今回の展覧会・見学会の情報が掲載されました。

紙面では2003年の高松個展の際に制作された「ハス池の鼓動(ビート)」を載せていただきましたが、今回のもう一つの展示の目玉は、同じときに創られた「新・間伐縁起絵巻」の公開です。

この絵巻は全長4.7mあり、前に公開したのは2006の群馬高崎「ギャラリー棗(なつめ)」での個展でした。

なのでちょうど10年ぶりの開張となります。

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