前回の薪採りの続き。今日は小枝が多いのだが、その山をひっぺがしていくと腕ほどの太さの大枝がごろごろ出てくる。それをチェーンソーでさばいて車に積み込む。
それでもまだ細かい枝が残ってしまった。イロリストである我らはこの細かい薪もすべて持って帰るつもり。だからもう一回採りに来る。
ちなみに、このような細かい枝をスピーディにさばくにはコツがいる。詳しくは拙著『山で暮らす』1章43ページ、『囲炉裏と薪火』4章84ページを参照していただきたいが、ヘタをすると丸太をチェーンソーでさばくよりよほど手間がかかる、ということになる。
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帰りにまた「鳥坂まんじゅう」を購入。
今日は15個(500円)なのだ♫
途中に立ち寄ったホームセンターで表に薪ストーブのコーナーが出ており、クヌギ薪を売っていた。一束4本入りで500円(+税)だった。高いな・・・と思ったが、考えてみればまんじゅう15個と同じ値段。伐採・割り・乾燥・運搬の手間を考えれば妥当か。
私はもちろん買わないけど、ここで売っているということは、必要とする人がいて商売が成り立っているということなんだろう。里山再生のためにはそれもいいかもしれない。
が、「こんなに高いんじゃ、薪火生活なんて到底ムリ」・・・と思われるのは心外である。それには囲炉裏の暮らしをもう一度見直すことである。