ローザ・パッソスの逢いびき


ボサノヴァのローザ・パッソス。Sentado à Beira de Um Caminho、この曲、いいな。

と思っていろいろ調べてみたら、BSで放映してる「小さな村物語イタリア」の主題曲L’APPUNTAMENTO (逢いびき)なんだね。ORNELLA VANONI(オルネラ・ヴァノーニ作)。

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ホメロ・ルバンボ


以前、このブログでも紹介した(こちら)ホメロ・ルバンボの「Song For Kaya」の新画像がYou Tubeにアップされていた。

前回の映像より自由なアドエリブを展開している。ジャズもお得意のルバンボの特徴と繊細さがよく出ていると思う。しかし美しい曲だなー。昨年来日したらしいね。


ブラジルの水彩画


「ブラジルのもう一つの国歌」と言われるこの曲、アリ・バホーゾの代表作「ブラジルの水彩画」。ジョアン・ジルベルトの名盤『ブラジル 海の奇蹟』のバージョンが最高だなぁ。あれは何度聴いても涙がこみ上げてくる。ずっと抑制を効かしておいて、最後の最後にパーカッションで盛り上げるところが・・・。心は一気にアマゾンのジャングルやアフリカのサバンナに心は飛んでいく。それが、この曲の深い歌詞を見事にとらえている。

You Tyubeでジョアンのギターソロバージョンを聴いた。

ギターという1台の楽器、たった一人の歌なのに、間然として最後まで飽きさせず、ぐんぐん引き込まれる。音楽はオーケストラの複雑な音がいっぱいあればそれでゴージャスになる、というわけでは決してないのだ。ジョアンは「禅」であり「茶の湯」なのである。晩年の日本公演が奇跡のような大成功をおさめたのが今となってはよく解る。

今日は桐生市内のカフェでリオツアー「ボサノヴァミュージシャン田村ひろと行くリオ・デ・ジャネイロやすらぎのボサノヴァの夕べ」の説明会があって、田村さんの弾き語りを聴くというおまけつきであった。ありがとうございました♪

残念ながら、今のところ私たちは旅費を捻出できそうにない。そりゃ死ぬほど行きたいけどな・・・。

過去の日記「ジルベルトが来た場所」


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ブラジルの好きな音


桐生に来てYou Tubeが見れるようになって発見したブラジリアン音シリーズ。

まずはホメロ・ルバンボの「Song For Kaya」。ん~全然知らない人だったが、ボサノバで検索しているうちに引っかかった。Jazzテイストを持っている人だね。あまりに良い曲なのでテーマだけは耳コピーしましたよ。キーがBなんだけどこのキーでサビの不協和音が使えるんだね。アドリブパートもすばらしいな。Kayaはルバンボの娘さんなのかな?

ディエゴ・フィゲイレドの「Stella by Starlight」。若き天才ブラジリアン・ギタリスト。巧すぎる! タイム感覚抜群だし。パット・メセニーやジョージ・ベンソンも絶賛しているらしい。シリル・エイミとのデュオ『ジャスト・ザ・トゥー・オブ・アス』というジャズアルバムも出ている。あとは人生経験だな。

イベッチ・サンガーロとホーザ・パッソスとのデュオ。サンガーロはハスキー声で「ブラジルの小野リサ」って感じだ(?)。パッソスは風貌はサラ・ヴォーン。でも声はホーンライクなのに繊細で美しい。ああ、ホントにボサノバいいよなぁ、って唸らせるデュオだね。

さあ、SHIZUKUも頑張らなきゃな!


Verde by レイラ・ピニェイロ


エドゥアルド・グジンの『緑』(Verde)をYou Tubeで多数発見。やっぱりレイラ・ピニェイロが一番いいかな。1985年のどこかのフェスティバルでのライブ映像。当時、かなり一般ウケしていた様子が伺える。長谷川さんのブログによれば歌詞はアマゾンの大自然を唱った曲らしい。

グジンのギターでレイラ・ピニェイロが歌う「Verde」も見つけた(後に削除)。いいねぇ!!! レイラの顔のしわ具合からかなり最近の録音では?

グジンの歳はいま60歳をちょっと越えたあたりらしい。ということははボサノヴァやショーロなどを同時代体験ししているわけじゃないので、レコードでジョビンやジャズなどを聴きながら、自分なりの現代的サンバを紡ぎあげていったのではなかろうか。

この曲、途中で演歌になりかかるんですが、ふっと身をそらしてまたモダンな音に帰っていく。不思議に感動的な曲です。