昨年末から囲炉裏暖炉づくりを行っている大津市のカフェ「HACHIYADO339」でこれまで3回に渡ってワークショップをやった。1回目は森との共生と焚き火について、2回目は石積み基壇づくり、3回目はフードの模型づくりと排煙実験などをやってきた。
そのつどレポートはこのブログにアップしてあるが(HACHIYADOで検索)、映像作家の東条君が自身の番組「地球家族チャンネル Earth Family Channel」で1回目と2回目の動画をアップしてくれている。
そのHACHIYADO339のイタル君から先月末に「床張りと木製サッシのガラス戸が入りました」と写真が送られてきた。
大工仕事は地元の三原さんという70代のベテランに任せているのだが、三原さんは僕らの設計の意図を十分理解して取り組んでくれ、すばらしい仕上がりになっていた。今後のアドバイスを兼ねて見にいく約束をとってあり、昨夕のヨシゾー邸をあとにして、温泉につかってからHACHIYADO339に向かった。
写真で見た通り、いやそれ以上、予想を上回るいい出来で、夜に到着したので窓からの景色は見れなかったが、床板(天然スギの40㎜)と土間の框(かまち)の処理、建具の納まりも素晴らしく、なにより2回目のWSのときに壁の解体で出たケヤキの古材から採材し、それを六角に組み合わせた炉縁の美しさに目を見張った。
“囲炉裏暖炉打ち合わせ@HACHIYADO339/京都の職人さん・錦市場” の続きを読む