大阪茨木「酒井葩雪」遺作展 × 春の野草食養膳へ(その2)


野草の仕掛けがちりばめられた一の膳。黒豆の寒天、うるいの白和え、根菜と薄揚げの炒めなます。

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野草料理、昔のスケッチブック、肉なし餃子


さて今回のお客様は、先日大阪の茨木市車作で縄文小屋造りをした「墨歌」の酒井さんとお友達Tさんご夫妻である。Tさんたちは縄文小屋のみならず囲炉裏暖炉作りワークショップにも参加されて僕と顔見知りであり、いま酒井さんのところで食養や野草・自然農を学びながら田舎への移住先を検討中という。

もちろん一番の目的はアトリエの建築と囲炉裏暖炉の視察なのだが、西からのお客様には途中Gomyo倶楽部に立ち寄っていただき、敷地や広場の薪火装置などを見ていただくことにしている。

僕としては酒井さんの目でGomyoフィールドの食べれる有用な野草を教えてもらおうという目論見もあった。4:30に大阪を出られたとのことで、五名には朝に待ち合わせができた。

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縄文小屋づくりワークショップ@大阪・車作/2日目


縄文小屋2日目。墨歌の朝。この大カマドで酒井さんは味噌を仕込んだりする。今朝はここで野草入りの粥を炊いてもらった。今日の縄文小屋には最後に囲炉裏をつくりたいので灰が欲しかったのだが、いくらでもあるというので少し貰っていくことにした。

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縄文小屋づくりワークショップ@大阪・車作/1日目


今回のワークショップのことの起こりは、やっちゃんが以前参加した屋久島での縄文小屋づくり(2019.10)に感動し、またどこかでやりたい・・・と始まった。建設場所は「墨歌」の酒井さんの借りている畑地で、酒井さんはあの若杉ばあちゃんに薫陶を受けた食養と野草料理のスペシャリストだ。季節もいいので野草のレクチャーを挟むようお願いしておいた。

屋久島の縄文小屋は時間切れで茅葺きが未完だったが、あのときと同じように囲炉裏まではなんとか作りたい。小屋の中央から自在カギが下りて炉に火が灯って縄文小屋は本当の完成だと思うからである。

今回もスギの掘立て柱に竹を組み合わせてフレームを作るが、屋根葺きは現地のネザサを使う予定である。2日でゼロから仕上げるのはキツイので、あらかじめササ刈りをして集めてもらった。ササ刈りは「大地の再生」の風通しになるわけだが、今回は時間をみて沢の掃除を兼ねる。

墨歌での朝食。お蕎麦と菜飯のおにぎり、それに野草の天ぷらまで!

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