石の庭造り@東近江YOSHIZO邸/1日目


さて、早朝から東近江のヨシゾー邸の庭造りである。昨年から何度か打ち合わせに来ており、その構想はいろいろ話し合っている。斜め向かいの実家にある大石群の中から選抜して、自邸の庭を新たに創作したいという趣旨。

ヨシゾー君の実家は典型的な近江八幡の重厚な木造民家だが、自邸はエンジニア主夫を自称するヨシゾー君みずから設計したモダンななもので、外観は焼き杉の平屋&フラットルーフの印象的な建物だ。

庭はあるていど構築してあり「大地の再生」の水脈も入っている。ヨシゾー君自身も矢野さんの講座に参加していたほど「大地の再生」には理解がある。石は角のとれた青石(吉野川あたりのものではなく、伊勢から運んだ渋青のもの)や花崗岩の長角石、沓脱石(くつぬぎいし)などだが、なにしろサイズがデカく、重機がないと移動が困難。

今回、予定していた石のプロの方が怪我で来れなくなってしまい、オペレーターは永源寺の家田くんにお願いした。ヨシゾー君も仕事で重量物の移動には慣れており玉掛けの資格なども持っている。

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大原から朽木へ、湖北と彦根城のサクラ


早朝に淡路島を出発。途中でやっちゃんから連絡が入る。午前中の予定(別件の下見)がキャンセルになり、15時頃までフリーになった。ちょうど京都が近づいたので洛内に入り、大原から安曇川を周り湖北に出てみることにした。

安曇川は大変おもしろい流程の川で気になっていた。京都の奥地を源流に、比良山地の裏手を流れ高島から琵琶湖に出るのだが、琵琶湖に注ぐ川としては湖東の愛知川とともに最も太い流れの川のひとつ。この川を地図で眺めるとき、僕にはどうしてもビワマスの遡上と産卵の光景が目に浮かぶのである。途中の朽木という場所も気になる(トチノキ巨樹があるらしい)。

洛内の桜は半分近く散っていたが、それでも春の京都は華やかで、どこか町家カフェにでもしけこんで、春の日差しをぼんやり眺めるのもいいか・・・などと思ったりもするが、これから怒涛の庭造りと縄文小屋ワークショップを控えているので、そんな気分に浸れない。

大原はちょうどサクラが満開だった。このブログには書かれていないが生前yuiさんと大原の寺を巡ったことがある。旅荘茶谷という人気宿で泊まって、国宝 阿弥陀三尊坐像のある三千院や、平家の建礼門院が余生を送ったという寂光院などを巡った。

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花見と夜の旅立ち


「大地の再生」の本作りが遅れに遅れているのだが、どうしても断れない仕事が次々にやってきてしまい、4/9~10と滋賀県で庭づくりを、4/12~13には大阪で縄文小屋づくりのワークショップをやることになっている。

事前の下見や打ち合わせもあるので前日入りは必須。できれば今日中には出発したいのだが、保育園のサクラが満開で風で散り始め、そして快晴であることから、昼にyuiさんのご両親を花見にお誘いしてみることにした。

まず米を仕込みタケノコを買ってきてすぐに湯がく。まだ本ワサビが残っているので、スーパーKに行ってみたら天然ヒラメとオコゼの刺身があり、いつものサワラも購入。野菜は自家製ぬか漬けに庭の野草、若竹煮、そしてヨモギのパンケーキで〆(ヨモギペーストを冷凍してあるのでいつでもサッと作れる♬)。

写真を撮り忘れたので今回はトラベラーズノートに描いたメモで

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玄米の炊き方、麹菌と杉


玄米を炊く。16時間以上浸水して途中水を変え(ミネラル・キレート物質のアブシジン酸を抜くため※)、土鍋(長谷園の「かまどさん」で炊く。炊く前に塩をひとつまみ入れ、初めは中・強火で28分、その後、極弱火にして15分で火を止める。その後25分放置して炊き上がり。

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