永源寺の塗り椀、敷地の枝薪


滋賀の永源寺に参拝した帰り、茶店で骨董を売っていたので蓋付きの塗り椀を買った。店の親父さんの趣味らしい。永源寺の奥は木地師発祥の地だから、悪いものが置いてあるわけがない。値段は安かったのだが、ひと目見てピンと来た。

「これに里芋かなんか盛ったら似合いそうだな・・・」

と手に持ってつぶやいたら、親父さんが嬉しそうな顔をして話しかけてきた。関東辺りの業者が買いに来たりもしているらしい。

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