お客さんの差し入れの大根、皆に持っていってもらうはずがけっこうな数で残ってしまった。

囲炉裏暖炉のある家 tortoise+lotus studio
イラストレーター・著作家、大内正伸のブログ
先日は泊まり客にベイカのトマトソース煮が好評であった。でも僕はほとんど食べれなかったのでもう一度作ってみる。ベイカは瀬戸内海と有明海に生息する小さなイカで、このところ豊漁なのかスーパーの魚コーナーではよく見かける。なにしろ安い。
そしてベイカのいいところは鮮度がよければ丸のまま食べられることで、以前は目玉や内臓をとって料理していたこともあるが、いまは塩水でさっと洗い、軟甲だけを引き抜いてそのままアヒージョやトマト煮に使ってしまう。手間いらずで全体食になるので栄養価も高いはずである。

Gomyo倶楽部のMさんが鬼無の造園屋さんを紹介してくれ、数本の植栽木をゲットした。そして記念すべき1本目はサニーさんのプレゼント、ギンモクセイ。大地の再生2日目、矢野さんは昨日の夜に次の現場に移動し、今日は有志だけ居残って植樹と片付けを手伝ってくれた。

“アトリエ「大地の再生」講座、2日目/植樹と片付け” の続きを読む
講座開始。1.7トンの重機が到着。今回はバケットなしでブレーカーだけ。たった1日でどこまでできるだろうか。しかも矢野さんの到着が若干遅れるとのことで、圭子さんに空港まで迎えに行ってもらうことに・・・。

「大地の再生」に初めて出会ったのは2年前の屋久島講座であった。それから本を書くために取材を重ね、そしてとうとう自分の敷地で講座を開催することになった。
ただの流れで講座をするのではない。施工をするだけの十分な理由があった。ここに暮らして5年が経つが、開墾して畑を作り、植樹したりして分かったのは、地面が固くてこのままでは木が育たないということ、そして一番奥に湿地帯があること。
敷地はひょろ長の台形で、この湿地帯のところが実はいちばん横幅が広い。そしてお隣が空き家になったことも重なって、この部分が猛烈なヤブ(クズとセイタカアワダチソウなど)になっている。
今年は夏まで取材に奔走していたこともあって、草刈りが間に合わず、奥のヤブが手付かずになってしまった。するとヤブ蚊が大発生して、畑に行くのに秋の遅くまでメッシュの蚊除けをかぶり、手袋と長袖で肌を隠さねばならないほどだった。中には手袋の上から刺してくる蚊もいるのである。
