岩本寺のある旧窪川町は幡多郡大正町・十和村と合併し四万十町と名前を変え観光で売り出している。四万十川の河口では旧中村町が四万十市と名前を変えているので、ややこしい。四万十川がブランドになっているのである。
私も四万十式作業道の本を書いたりしているので人のことは言えないが。その取材でお世話になった役場は新しく生まれ変わっていて驚いた。木造3階建てのようである。
囲炉裏暖炉のある家 tortoise+lotus studio
イラストレーター・著作家、大内正伸のブログ
岩本寺のある旧窪川町は幡多郡大正町・十和村と合併し四万十町と名前を変え観光で売り出している。四万十川の河口では旧中村町が四万十市と名前を変えているので、ややこしい。四万十川がブランドになっているのである。
私も四万十式作業道の本を書いたりしているので人のことは言えないが。その取材でお世話になった役場は新しく生まれ変わっていて驚いた。木造3階建てのようである。
次の36番「青龍寺」は横浪半島にある。半島は龍の下あごのように突き出ていて、青龍寺はその先の辺りにあるので、昔はお遍路さんは船で渡ったそうだが、今は長い橋が架けられている。
今日3つの寺を巡れば、高知の寺はすべて打ち終わる。まずは35番「清滝寺」。次に36番青龍寺、そして37番岩本寺。
高知市方面から下道を行ったのだが、高速道路をくぐったあたりから道は細くなり、高知名物の柑橘ブンタンの栽培地を見ながら急斜面を上って行く。舗装はされているものの、普通車で行くにはかなりの緊張を強いられる細道である。そんでもって運転は不慣れだけど普通車でお遍路に来てしまったオバチャンの車と離合するなんてことになると大変なのだったw。
到着すると意外や駐車場は広い。
今日の4寺目、27番「神峯寺」は土佐の難所のひとつで「真っ縦」と呼ばれるほど急な坂道を延々と登らなくてはならない。海岸線から標高約450mの山門まで尾根道を行くのであるからなかなかのものだ。26番の金剛頂寺から直線距離にしても30kmと長い。
この周辺のお寺を残したのは、実は室戸岬周辺に自生する天然記念物のヤッコウソウを見たいと思っていたからだった。もう時期が遅いのだが、ここ26番「金剛頂寺」では見れると期待して行った。
駐車場から長い階段を上がる。高知の海沿いのお寺はこのパターンが多い。