手水鉢・床の間の板


大窪寺からの帰り、現場から電話が入り、トイレの手洗いの棚を検討するのに手水鉢を現場に届けてほしい、というので持ち込んで打ち合わせ。

この家はできるだけ四国の素材を使おうと思っていたので、トイレの手水鉢に愛媛の磁器である砥部焼を選んだ。ネットで気に入ったのを見つけたので、8月の初め窯元で購入し、それを保管していたのである。

窯元は「岡田陶房」といい、デザインは砥部の王道をゆくもので、作り手の岡田さんは砥部を代表する中堅作家だ。砥部焼は硬質で、爽やかな感じが漂う器である。

middle_1419348189

“手水鉢・床の間の板” の続きを読む


88番、大窪寺(結願)


昨日は冬至だったが、今年は「朔旦冬至(さくたんとうじ)」といい、同時に 新月であった。つまり太陽と月の「誕生日」が重なった日であった。

今日は天気がよさそうなので、最後の一寺、88番「大窪寺」に打つことに。

実は、大窪寺はすでに何度も来ている。春はシャクナゲ園がきれいだし、秋は紅葉が美しい。茶店もたくさんあって、うどんや蕎麦、おでんなどが食べれるのである。

ここは山門が2方向/2カ所にあるのだが、店が並ぶほうではなく、手前の駐車場に止めて、真新しい山門から入ることにする。

middle_1419337725

“88番、大窪寺(結願)” の続きを読む