今日3つの寺を巡れば、高知の寺はすべて打ち終わる。まずは35番「清滝寺」。次に36番青龍寺、そして37番岩本寺。
高知市方面から下道を行ったのだが、高速道路をくぐったあたりから道は細くなり、高知名物の柑橘ブンタンの栽培地を見ながら急斜面を上って行く。舗装はされているものの、普通車で行くにはかなりの緊張を強いられる細道である。そんでもって運転は不慣れだけど普通車でお遍路に来てしまったオバチャンの車と離合するなんてことになると大変なのだったw。
到着すると意外や駐車場は広い。
印象的なのが入口に屹立する厄除薬師如来像。
本堂。
本堂の玄関唐破風の上には干支・方位の円の意匠が。これは愛媛の裏関所、40番観自在寺にも似たようなものがあった。天女の彫刻も印象的である。
大師堂。本堂に並列して一体に造られている。
廊下を回り込むと、ひっそりと、びんずる尊者様がおられるのを発見♬(目が怖いw)
本堂の右奥にはぷち滝行ができそうな水が落ちている。
それがずずっと流れて、水道を追っていくと、イチョウの落ち葉を見ながら、どこか下の方へと消えて行く。
ここは土佐和紙の産地であった。
厄除薬師如来には、下に戒壇巡りが設けられているそうだが、このような暗がりには、私たちは入らないことが多い。とくにyuiさんは霊感が強いのアブナイのである。
このお薬師様は製紙業者の方が寄贈されたそうである。