京都四国旅(2.京都、町家建築考)


木曽川に霧が流れている。5時起床で一路京都へ。

いま京都は祇園祭りのまっただ中。16日に宵山、そして17日に山鉾巡行がある。

祇園祭りはまだ一度も観たことがない。山鉾を見たい。そして京都の町家には、私たちの人工まみれの暮らしを立て直すヒントがたくさんあるのでは? と思ったのだ。

しかし万年金欠の身の上ゆえ、京の旅館に長逗留はできぬ。それに京都旅を思い立って、ネットで安いビジネスホテルを探したところ、祇園祭ということで空きがない。幸い17日の夜だけは市内に宿がとれた。

で、それまでの2泊はどうするか? 私たちが採った方法は、京都にいちばん近い道の駅に車を止めて車中泊しながら、京都までは電車通勤して祭りと町を観察するという方法である(ウルトラCだな/笑)。

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京都四国旅(1.下諏訪~木曽路)


新著の出版と引っ越しが一段落し、車検上がりのアクティで久々の長旅に出発。まずは一路京都へ向かう。町家と祇園祭を観るためである。出発したのは昼頃。軽井沢を通って旧中山道(国道142)を下諏訪まで。

ここでいつもの温泉に入る。下諏訪神社下の「菅野温泉」は市営駐車場が近くにあって温泉入浴者は駐車料金が無料になる(♪)。入浴料は220円。本物の温泉掛け流しなのにコレだものな。

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桐生へようこそ歓迎会


ご6月のはじめここ桐生へ引っ越した。僕らを桐生へ導いてくれ、きっかけや流れをつくってくれた立役者であるYさんたちが、僕たちに『ようこそ桐生へ歓迎会』をひらいてくれた。場所は相生にあるカフェガーデンFezさんのお庭で。

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マニュアルの難しさ


新著『山で暮らす 愉しみと基本の技術』、おかげさまで好評である。愛媛に住むみかん農家のアベッカムさんの書評を紹介します。

素晴らしい本です。

これから田舎暮らしを始めたいと思う人には、生涯使えるテキストとなることでしょう。

本の随所に、山や川の本来の機能の大切さなどが、書かれています。きっと、一番伝えたいことは、その辺のことなのだろうと思っています。

ですから、町に暮らす人たちにも、ぜひ読んで欲しいです。こういう暮らしがあって、それが美しい自然と文化を育むのだということを、感じてもらえたら、うれしいです。

(中略)

早速読んでいますが、チェーンソーのメンテナンスが、ここまで詳細に書かれている本は、これまでなかったと思います。

チェーンソーが必需品である果樹農家の私にとっては、とっても役に立ちます。もちろん、その他の技術も、タマリンさんの経験と研究の成果が、存分に、わかりやすく書かれていていますね。

多くの方に、紹介したいと思っています。

以上、ありがとうございます。

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