古民家の裏側


朝からよく晴れている。このところ夕立が頻繁に来たので畑の作物にはいいが、建物にはよくない。この季節は家を乾かす工夫と手入れをしなければならない。

アトリエの古民家は礎石の上に柱を建てた形式で、縁の下は風が通り乾きやすい構造になっている。が、冬はそれではあまりにも寒いので蓋(扉)がしてある。蓋がしてあっても穴だらけなので十分風は通るのだが、たまに開けてみて地面が湿っているようなら天気の続くときには開けて風を通すようにする。

畑から戻った午前中はその蓋を修理した。木枠に段ボールで補修してあったものを板に張り替えたのだ。といっても、その板は以前床に使われていた廃材の板(マツとスギ)である。板や角材は使えそうなものは燃やさないでとってあるのだ。

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