棚をつくる


薪焚きの風呂釜を設置したことは、ちょっとした大改装になった。薪を焚くスペースのために水道シンクをずらす必要があり、ついで食器棚を移動し、あの大御所マッキー君が外されて2階へ。そうして、やや広くなった台所の土間にはいよいよ冷蔵庫が鎮座したのだった(今までは玄関の土間にあった)。

この冷蔵庫はデカイので移動が大変と思われた。アトリエまで荷上げするのにも、薪ストーブ「トラちゃん」に次いで大変だったのだ。しかし底には小さい車輪がついているので、平面の移動はできる。が、台所までに狭い曲がり角と段差があり、天井は冷蔵庫の高さぎりぎり。さてどうする? 考えたのはロープで底をちょいと持ち上げながら移動させること。そのロープはいつものように廃材の畳縁(たたみへり)。

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薪風呂設置


原油高騰のおり、皆様いかがお過ごしですか? さて、アトリエではいよいよ薪風呂導入に踏み切ることにした。先住者の置物であった旧石油風呂釜が不調のきざしをみせてきたこともある。それは給油パイプの交換やタンクの掃除など、ちょっとオーバーホールをすればまだまだ使えそうなのではあるが、なにしろ町まで灯油を買いに出て、そのポリタンを荷上げするのもばかばかしくなってきたのである。

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草津高砂館、地球屋


YKの誕生日祝いということで一泊で草津へ。温泉旅館へ泊まるのはしばらくご無沙汰だった。そして草津はいつも日帰りだったので、いつか泊まりで行くのを心待ちにしていたのだった。さて、草津は山ほど旅館があり、値段もピンキリだが、僕らが行くのは、1)低料金(絶対条件^^;)、2)本物の湯(草津ならどこも安心か?)、3)木造旅館であること。というわけで以前から目星をつけていた地蔵の湯の近くの「高砂館」へ。

建物はかなり古びた木造4階建て。表からみた窓の手すりの感じからみて内部の造作もそれなりのレベルとみた。ここは平日なら一泊二食約8,000円。源泉の地蔵の湯は旅館から10mほどのところから来ているし、もちろん源泉掛け流し。加温、加水はいっさいなし。3階の部屋に荷をおろし、さっそく湯へ。

むはー、これぞ草津。地蔵の湯は強酸性PH2.1、硫黄泉だがその臭いは不快ではない。むしろほんのり花のような香りを感じる。時間帯による源泉の変化があるのか、半透明であったり若干白濁をみることがあるが、いつも湯の花が舞っているのがみえる。温度は熱いが、源泉の湯口には木栓があって自分で湯量を調節できるようになっている。

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