最近はまっているお惣菜がある。前に野生化している菜の花の話は書いたが、霜が降りてもその菜の花はこんなに元気なのだ。
月: 2007年11月
ハーティ・スープ
旅がいまのように快適でなかった時代に宿にたどりついた旅人に生き返らせるような食べ物はスープだった・・・というような書き出しで、丸元淑生の料理本『スープ・ブック』は始まる。英語にはハーティ・スープという言葉がある。
「ハーティ(hearty)という語はスープについたときは、実質的な、たっぷりの、栄養あるという意味になりますが、スープを形容するこれ以上の適語はないように思われます」「現代人はいま豊かな食材に恵まれて快適な生活をしていますが、大多数の人の食事を栄養的に見ますと、実は過酷な旅をしている旅人の状態ということができます」(同書)
なるほど。日本人にとってスープといえばやっぱり味噌汁。本物の出汁と本物の味噌、それに様々な野菜具を入れた味噌汁は、日本のハーティ・スープだろう。でもパン食に味噌汁は、やっぱり合わない。
囲炉裏と火鉢の関係
さて、今日も囲炉裏講座といきますか。
これがスギ枝の薪。いま、人工林に行くと、これがいくらでも拾える。昔は竹竿で枯れ枝を叩いて落として、それを薪にしたと聞いたことがあるが。いま拾う人は誰もいない。スギ薪は爆ぜるので小口から燃すよう注意しないといけないが、枝は年輪が緻密なので爆ぜない。真ん中から燃やして囲炉裏の中で二つに折ることができるので便利。
落ちている枯れ枝はすでに芯まで水分が抜けていてすぐに薪として使える。もし濡れていたとしても、天日で2~3日も乾かせば使える(生木を割った薪はこうはいかない。少なくとも数カ月の乾燥期間が必要)。まったく、スギ枝は囲炉裏には最適の薪なのである。
囲炉裏の煙
赤城のイベントで
さて赤城のイベント当日。僕は仕事ががあったのでライブの昼に合わせて行ったのだが、相方YKはクラフトの出店があって早朝単独で出発。歌は最初タマリン紙芝居のテーマをやってから1)から5)までやって、あとはオリジナル「この町で」と「むささびタマリン森のうた」で第一部は終了。
YKの出店テーブルは午前中からブラジルの子供たちに大受け。昼の昼食休憩時間にステージをこなしてからふたたび店のテーブルをきりもり。僕もノコでの輪切りや子供たちへのクラフトのアドバイスやサポートを。で、歌の第二部は手がはなせなくて中止。
結局、ポルトガル語が出たのはイパネマだけかな。YKによれば、僕のポルトガル語の歌詞をにこにこしながら聞いていたお母さんがいたそうだ。
生のポルトガル語の会話を聞きつつ子供たちとのやりとりが楽しかった。ライブやクラフト講師のお誘いの話が出たりして、有意義な一日でした。