囲炉裏炭を火鉢で


ちょっと肌寒い日。囲炉裏でつくった炭で火鉢を焚く。これもなかなか愉しい。囲炉裏を開設する前は、「囲炉裏は煙いので炭を使おう」と思っていた。しかし、今はちがう。「囲炉裏では炭が作れる」なのである。

囲炉裏で炎を立てる昔と同じ使い方がそれほど苦もなくできていることも驚きながら、炭ができるのはさらに大きな発見であった。

囲炉裏で小枝や薪を燃やしているうちに、炎の先端に熾き炭ができる。それを取り出して火消し壷に入れてためておく。たまったらビニール袋に保存しておく。それを火鉢や焼きもの料理に使う。なんとナチュラルでローコストなのだろう! こんなことはどんなアウトドア教本や田舎暮らしのノウハウ本や、薪ストーブや焚き火の本にも載っていなかった。誰も語らなかった。しかし、山暮らしのじじばばたちは、ずっと前から当たり前のようにしてやっていたのだ。

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初タケノコ


いい天気。畑でウドの新芽を摘んでゴマ和えに。すばらしい香りである。キャラブキもつくる。メインは鉄板焼きそば。なんと群馬のスーパーでも「富士宮焼きそば」が市販されているのを発見したのである。シマダヤという大手メーカー品である。富士宮系もかなりメジャーになってきた模様。しかし、麺工場で生麺を購入して自分で硬めに蒸し、それを炒めたほうが美味しい、ということを僕らは発見してしまった。畑のキャベツは収穫の際は史上最強の焼きそばに挑戦だぁ。

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鶴ヶ島、古河へ


埼玉県の鶴ヶ島市で活動するNPO団体からイラストマップ製作の依頼を受け、皆の活動日に調査に行った。場所は鶴ヶ島市が「市民の森」として一般市民に開放している平地林で、スギ・ヒノキ、雑木林が混在している。全体にけっこうな広さがあるのだけれど、平地だけに様々な施設が入り込んでいる。変電所、ゴミ処理場、建設資材置き場、養鶏場。中を流れる小川はトンボやホタルの生息に最適と思われるが、上流の工場が塩分を流していて水質はよくないという。

人工林の運命としてご多分に漏れず、放置、線香林化、風害を経て強度間伐、その後再び放置。ここでNPOに手渡されて整備が始まったところだが、ではいったいこの森をどのように整備・運用していくのか、というスタート段階にある。残されたスギ・ヒノキは太く育ったものもあるが、割れ、曲がり、虫食いなどが入っており経済林としての再起は難しそうだ。ツルがはびこっていてある意味壮観である。

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クルミパン


今日は雨。個展の仕事にかかるが、途中で間伐掲示板の書き込みをしたりして、その後、ギターの練習。曲づくりのイメージを膨らませる。相方がパンを焼くというので、「クルミ入れてくんない?」とリクエスト(copen駐車場わきのクルミの木から昨年の秋拾ったものだ)。石とアルミホイルを使って焚き火と燠炭で鍋焼きするのである。

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堆肥の訪問者


現在、堆肥置き場は2つある。その古いほうの堆肥置き場をようやく空にした。腐葉土はすべて畑地に返した。フルイで残った小石は石垣の天端に入れ、ゴミ(ビニールの破片、金属、ガラス片など)は徹底的に取り去り、腐葉土化しなかった小枝破片などは焚き火で燃やすように集める。

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