さて、今日は前橋の友人H君が遊びに来るというので、高崎哲学堂で待ち合わせ。この建築の構造をもう一度眺めつつスケッチしているうちにH君到着。棗に付き合ってもらいチラシを渡したあとアトリエへ。
ともあれ、平屋建てなら間伐材でも住宅が造れる、という可能性を哲学堂は教えてくれる。そして23日のブログにも書いた安中の武家屋敷も。丸太そのままで材を使うと構造材としては最も効果的である。製材することで繊維を切断すると反力が弱まる。法隆寺をはじめとする飛鳥時代の建築が1000年以上保っているのは、クサビ割りと槍芬(やりがんな)で繊維を切断することなく材を用いたことも大きいのだ。