哲学堂ふたたび


さて、今日は前橋の友人H君が遊びに来るというので、高崎哲学堂で待ち合わせ。この建築の構造をもう一度眺めつつスケッチしているうちにH君到着。棗に付き合ってもらいチラシを渡したあとアトリエへ。

ともあれ、平屋建てなら間伐材でも住宅が造れる、という可能性を哲学堂は教えてくれる。そして23日のブログにも書いた安中の武家屋敷も。丸太そのままで材を使うと構造材としては最も効果的である。製材することで繊維を切断すると反力が弱まる。法隆寺をはじめとする飛鳥時代の建築が1000年以上保っているのは、クサビ割りと槍芬(やりがんな)で繊維を切断することなく材を用いたことも大きいのだ。

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突然のタケノコ


今日は個展の案内チラシとハガキを個展先の高崎「棗」に持っていく予定だった。ところが、朝一番に同じ集落のAさん(70代の一人暮らしのおばあさん)から突然電話が入る。「あのさ、タケノコ掘りにきなよ。ちょっと歩くし険しいとこだけど、道具はウチにあるから」と。

ンー、山村ではこの突然の、有無を言わさぬ「お誘い」が恐い。が、これは新参者の僕らは絶対に断ることはできぬ。しかも、僕らにとっては嬉しい実益を兼ねた取材ネタである。さっそく軽トラでAさんちに行って1時間ばかり作業し、30本のタケノコをゲット。

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