書評紹介


いよいよ薪火の季節ですね。いま日本では拡大造林時に植えられたスギ・ヒノキがどんどん伐られ、山は囲炉裏用の薪にあふれています。「囲炉裏暖炉」も商標を取ったことだし、来年は囲炉裏暖炉yearになるといいな。

さて、新著『「囲炉裏暖炉」のある家づくり』が出てまもなく、建築誌『住む。』57号に掲載された、書評を紹介します。

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畑周遊、位牌とモダン


昨日は散骨の準備をした。

yuiさんが亡くなるぎりぎりまで、葬儀やそれ以降のお骨をどうするかなど考えられなかった。奇跡を念じて快復する夢を最後まで描いていたからだ。

最初は墓など考えず、散骨だけして小さな骨壺と写真だけ飾ろうか・・・などとイメージを持っていたので、葬儀が終わり、火葬場で焼かれたとき、散骨用の骨を小さな別壺に取り分けてもらっていた。

四十九日が終わり、やっとその骨壺を開ける気持ちになった。骨壺といっても直径5〜6cmの円筒形の陶器の壷で、それが六角形の銀糸の箱に納められているのだが、フタをあけると上までいっぱいに小さな骨が並んで入っている。

散骨は法律上2mm以下に小さく粉砕しなければいけないので、骨の中でもいちばん脆い肋骨だけを集めて入れてくれたのである(私も入れるのを手伝った)。それを上から棒でつつくと、あっという間に粉々になり、嵩ががくんと減ってしまった。

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しょうが焼きとカタクリ粉


まだ暖かいので普段は足下に小さなオイルヒーターと、それでも寒いときは背後に箱火鉢で十分なのだが、今日は午後から囲炉裏暖炉を焚く。火鉢を料理に使っていると炭が足りなくなってくる。燠炭のストックも作らねば。

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ヤマブドウが紅葉したよ


今日は昼間バロンがやけにおとなしかった。・・・と思ったら、夕食に火鉢で鍋をやっているとやっぱりちょっかいを出しおねだりをする。こうなるとのんびり食べている余裕がなくなるので、ツバスの切り身を鍋でしゃぶしゃぶして、少しづつ与えながら、その合間に食べた。しかし、なんて贅沢なネコなんだ(笑)。

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テレビを見ているうちにうとうとしてしまい、時間は深夜。ベッドに入るが今度はなかなか眠れない。風呂に入り忘れたのでシャワーを浴び、その後2:00過ぎまで料理の本を読む。

さて寝ようかと思ったら今度はバロンが起きてしまい、ベッド周りでガサゴソと遊び始めた。こんなことは初めてだ。一昨日からネットでyuiさんの報告をしたので、わが家にエネルギー体・意識体が飛んできて、地場がおかしなことになっているのかもしれない。

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餅を食べる意味


四十九日の法要でお餅が準備された。小さな丸餅の数は全部で49個あり、その他にも鏡餅がある。法要の後、身内に小分けして配られ、それを持ち帰って食べるのだが、その意味をご住職が教えてくれた。

人間の骨の数は大きく48個に分けられ、49日の餅はその骨を表している(あとの1つは包み込む全体なのだそうだ)。この餅を食べることで、死者の往生を祝うと同時に、残された私たちが故人のエネルギーを頂き、記憶と一体となる・・・ということなのだそうだ。

兵庫県では、人形(ひとがた)のお餅をつくって、法要の後それを切り刻んで皆で分けて持ち帰る地域もあるらしい(ちょっと恐いw)。

それならばさっそく焼いて食べねばならない。いまの季節、カビがくるのも早いだろうから。火鉢で焼いた。搗きたてでまだ柔らかいが、表面が割れて膨らんでくる。

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