手水鉢・床の間の板


大窪寺からの帰り、現場から電話が入り、トイレの手洗いの棚を検討するのに手水鉢を現場に届けてほしい、というので持ち込んで打ち合わせ。

この家はできるだけ四国の素材を使おうと思っていたので、トイレの手水鉢に愛媛の磁器である砥部焼を選んだ。ネットで気に入ったのを見つけたので、8月の初め窯元で購入し、それを保管していたのである。

窯元は「岡田陶房」といい、デザインは砥部の王道をゆくもので、作り手の岡田さんは砥部を代表する中堅作家だ。砥部焼は硬質で、爽やかな感じが漂う器である。

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88番、大窪寺(結願)


昨日は冬至だったが、今年は「朔旦冬至(さくたんとうじ)」といい、同時に 新月であった。つまり太陽と月の「誕生日」が重なった日であった。

今日は天気がよさそうなので、最後の一寺、88番「大窪寺」に打つことに。

実は、大窪寺はすでに何度も来ている。春はシャクナゲ園がきれいだし、秋は紅葉が美しい。茶店もたくさんあって、うどんや蕎麦、おでんなどが食べれるのである。

ここは山門が2方向/2カ所にあるのだが、店が並ぶほうではなく、手前の駐車場に止めて、真新しい山門から入ることにする。

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あがり框・床の間の木


午前中、現場へ。日曜日は職人さんたちがいないので、仕事を邪魔することなくじっくり家の周りや中を見ることができ、今後の家具の配置などを考えるのにもいいんだよね。

破風(屋根の下の白っぽい板状のもの)がぜんぶ入った。まあホワイトグレーで正解だったかな(ホッw)。

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しっぽくを食べる


四国に引っ越して4年目。讃岐うどんに関してはいろいろな食べ方を試してきた。かまあげに生卵をからめる「かま玉」。つけだしで食べる「かまあげ」や「ざるうどん」。それぞれうどんの持ち味が引き出されて美味しい。が「しっぽく」だけは敬遠していた。

しっぽくうどんとは讃岐(とくに東讃地域と中讃の一部)の冬の代表的な郷土料理で、数種類の季節の根菜や油揚げ、鶏肉などを出汁とともに煮込み、その汁をゆでたうどんにかけたものだ。

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