四国霊場の国分寺は4県に一つずつあって順回りで行くとここ徳島の国分寺が最初だ。昔はものすごく大きなお寺だったらしい。

囲炉裏暖炉のある家 tortoise+lotus studio
イラストレーター・著作家、大内正伸のブログ
準巡りでも逆打ちでもなく、気になったところからテキトーに巡って行き、年内にすべて回る予定の車遍路。立江寺は19番札所だが、私たちはここは58寺目になる。
意外にも住宅地の中で駐車場を探すのに苦労した。

三角寺の奥の院はトンネルを越えた山の裏にある。この寺は仙龍寺といい、別格霊場の13番になっている。別格霊場というのは88箇所からは外れているのだが、とくに空海ゆかりの霊場が他にも多数あり、全部で20の寺院が、別格二十霊場としてまとめられている(88+20で煩悩の数108)。
入口には、三角寺の奥の院なのだが「四国総奥の院」の石板が。

最近ハマっている「根っこ」のカレーうどん。これは高松郊外の鬼無店のものだがチェーン店が木太町や仏生山にもあるらしい。讃岐のカレーうどんは出汁(スープ)なしで業務用カレーをかけただけっていうのが多いけど、ここはカレーを出汁でのばして1椀ずつ作ってくれる。だから2~3分待たされるが、美味しい。正式には「和風玉カレー」(1玉400円)というのがメニューの名称。私は卵抜きでお願いする(50円引き)。

秋晴れ。お遍路シーズン再来♬ 愛媛県下の最終札所「65番、三角寺」へ。
このあたりの山は急峻で、集落には必ず立派な石垣がある。地質的には中央構造線の南帯「三波石変成帯」なので青石(結晶片岩)がたくさん出るのだが、この青石は片理があって平行に割れやすいので平たくて石垣に積みやすいのだ(興味のある方は拙著『楽しい山里暮らし実践術』のコラム「青石を追って」をお読み下さい)。
