米の味


昨日、ちょっと遠い図書館まで本を借りに行った。竹原信一著『独裁者』。しかしこの本が図書館横断検索によると県内2箇所しか入っていない。私の『山で暮らす愉しみと基本の技術』が10カ所に入っているというのに。しかも館内の棚になく、係員に尋ねるとどこかちがうところから持ってきた。ふうむ。

帰りに「三吉湯」へ入りに行く。330円。いい銭湯だなぁ。食堂併設なのですが、湯上がりに氷入れた麦茶がサービス。でも市の助成は「改装するときに限り3割」だけで、経営は大変らしい。

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山を後にして


神流川河畔の旅館に泊まった。鬼石の町中の下流にあり、風情を欠くが、ここは八塩温泉(冷泉なので本来の呼び名なら「鉱泉」)とよばれる強烈な塩泉・炭酸泉が出るところで「日本秘湯を守る会」の宿の一つにもなっている。

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ミツバチのゆくへ/集落支援員in持倉(13)


6月、2回目の集落支援員活動。持倉へ。KIさん宅へ。ここは持倉の中で1軒だけ道から下方へ歩いて行かねばならないお宅で、傾斜畑の中を縫うように下っていく。

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空のハチ洞がある。近くにペットボトルを利用したスズメバチ・トラップが下がっている。中は100%のブドウジュース、もしくは焼酎・酢・砂糖を混ぜたものを使うという。

家につくとオオミスジという比較的珍しい蝶が滑空していた。屋根に止まったそれを撮影しようとしていると、お勝手口から奥様が現れる。

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銭湯、猫


今日は桐生在住のデザイナーのIさんと桐生銭湯組合の0さん来訪。JRのディスティネーションキャンペーン(通称DC)が来年は群馬なんだそうで、その様々な地域の企画の中に「桐生銭湯めぐり」があって「その中でなにかイベントを」と県から突っつかれたらしい。で、私たちSHIZUKUの紙芝居ライブに白羽の矢が。

銭湯の脱衣場というのはなかなかいい空間であると思う。アットホームだし暖かいし音響効果もいい。いまのところノーギャラということだが、私たちはこのイベントにぜひ参加したいと了解した。

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議員報酬とわ? 紙芝居報酬なし


昨夜、桐生の銭湯組合のおやじさんから電話が来た。県からの依頼で来年のJRの群馬キャンペーンの手伝いをしているそうなんだが、銭湯でイベントをするのに出し物を早く決めろ、と言われたんだそうである。向こうは書類上その名目が早く必要なんだとか。

で、私に紙芝居をやってほしいと泣きついてきた。がギャラ(出演料)はないという。私は銭湯の多い桐生が大好きだし、この文化はぜひとも残したいので「わかりました。協力しますよ」とすぐ返事した。

「そんな公的な企画なのにどうして予算がつかないの?」

と、おやじさんに突っ込んでみた。しかし、県のほうからはお金の話はいっさいないのだという。

先日の桐生の買場紗綾市での紙芝居も私たちはノーギャラで出演した。マイクやアンプなどPAも自前の持ち込みである。ここも予算がないんだそうで、紗綾市で歩行者天国にするために毎回警察にお金を払わなければならないのだという。

これまで100回以上の紙芝居ライブをこなしたことがあるが、お金を貰ったことがあるのは講演つきのライブくらいかな? それもガソリン代と宿泊費など経費で赤字になる程度の金額。とても収益にはならない。

そういえば昨年の「文化会館と遊ぼう」のイベントにも出演・指導したが、これもギャラはいっさい無しだった。その応募要項がまた送られてきた。材料の準備や運搬、イベント当日の大変さを思うと躊躇するが、昨夜遊びに来た友人は「あの企画はすごくいいから、出るならまた手伝うよ」と言ってくれた。彼は溶鉱炉の熱の中で一日10時間労働している私と同年代のサラリーマンである。

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