米の味


昨日、ちょっと遠い図書館まで本を借りに行った。竹原信一著『独裁者』。しかしこの本が図書館横断検索によると県内2箇所しか入っていない。私の『山で暮らす愉しみと基本の技術』が10カ所に入っているというのに。しかも館内の棚になく、係員に尋ねるとどこかちがうところから持ってきた。ふうむ。

帰りに「三吉湯」へ入りに行く。330円。いい銭湯だなぁ。食堂併設なのですが、湯上がりに氷入れた麦茶がサービス。でも市の助成は「改装するときに限り3割」だけで、経営は大変らしい。

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で、本日。三吉湯のおやじさんが紙芝居イベントの書類とお土産を持って、忍木菟屋へ来訪。ブツは・・・

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三吉湯に代々伝わる(?)ノコとナタ(といっていいのかどうか)。いいのかなこんなの貰っちゃって。

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『独裁者』読みながら牛スジ入りポトフの仕込み。夜は3人のお客さんが来て囲炉裏でおもてなし。ちょっと暑かったが外の井戸に続く戸を開け放ち、団扇を用意すればなんとかなるのだ。虫が少ないのが悲しいが、だから網戸なしでもOKなのだ。

外にはチビカマをセット。そこで羽釜で米も焚く。実は今日のお客の居酒屋の女将の実家の「超マズい」という米を貰っていたので、炊いてみせたのだ。ちょっとお焦げをつくって、おひつで蒸らして。で、茶碗によそったところ・・・

「なにこれ! う。うまいじゃん!」

当たり前なのだ。塩素なしの水と薪で焚いたらどんな米だってメチャうまなのだ。

yuiさん制作の足ふきマット完成。私の下着シャツの裂き編みです。

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女将の手が洗剤で荒れているのが可哀想だった。ほんとうは合成洗剤なんて使わなくても済むのだ。木灰と布巾で洗えばいいのだ。スポンジより布巾。木灰は囲炉裏とカマドでタダ。しかも、下水が川に流れてもOK。ウチでお客と飲むとこちらもいろいろ発見があって勉強になるなぁ。

「ところで忍木菟屋いつから始めるのよ~」

と女将。

もう始めてるかも? なんだけど(笑)。

 


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