数日前からギターと歌の練習を続けている。29日の川越のイベントでのショートライブでは、タマリンソング2曲と「この町で」の計3曲をやる予定で、そのバックには紙芝居映像と神流アトリエでの活動写真をパワーポイントで流してもらう予定だ。会場は「川越市民会館」、座席数は1200人。このイベントでのゲストスピーカーは建築家の黒川紀章、演題は「共生の思想と森づくり」ということだ。
暖かな午前中、ひさしぶりに囲炉裏を離れて外でちびカマ君で湯を沸かしコーヒー。そして前々日の残り汁に畑のホウレンソウ、ネギ、柚子皮を入れて、焼いた餅を入れてお雑煮を食べる。午後、Y氏が遊びに来る。仕事が空いてヒマになり急にこちらに来たくなったそうだ。
囲炉裏に火を入れて熱く語るうちに、森林・山村問題から飛躍して、金融問題とか世界情勢とかディープな話になっていく。
「しかし、こんな山奥でこんな話をしているオレたちっていったい・・・」
とY氏は言うのだった。そして世間がバカばっかりなことに、憤っている様子だった。囲炉裏では相変わらず炎が燃えている。
「しかし、そろそろ世間が真実に気付いてもいい頃なんじゃないのか?」
僕は、ルイス・カーンのドキュメンタリーが公開されることを思い出す。川口由一も表に現れてきた。鋸谷さんの理論も、今年は評価され定着していくのではないだろうか。
「今年はさぁ、水面下で出番を待っていた本物たちが、浮上してくる年なんじゃないかな・・・」と僕は言った。
暗くなってY氏が帰った後、相方と歌とギターの練習。途中、県庁農林部森づくり課からの打ち合わせの電話があり、イベントはすでに1100人、ほぼ満員状態の申し込みがあるとのことだ。楽しみだね。