自然農の真実2


徹夜明けで10時頃に仕事が完成。朝食兼昼食に、畑のチンゲンザイの間引き菜(手のサイズよりちょっと大きいくらい)を炒めて食べてみる。いままで蒔いた種でチンゲンサイはなぜか成長がいちばんいい。植えたのは4月下旬だった。味はというと、あまり美味しくない。昨年Y先生に貰ったものに比べて、甘みが感じられないのだった。植えた場所は、畑敷地の中ではけっこう柔らかい土の場所だった。他の場所ではトウグワが跳ね返り、先が曲がってしまうほど地面が硬いところがあって、そんな場所でもシュンギクなどは(成長は遅いけれど)それなりに美味しいものができている。

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自然農の真実


朝、イタルさんが来てまたミニトマトの苗をくれるという。畑について行ってクワを借り自分で掘った。採りきれなかった実が地面に落ちて自然に発芽したものだというが、苗木は昨日のよりやや大きい。石垣の角に植えて下に這わせるといいという。ナルホド。そういえばエンドウマメの「石垣植え」という荒技もあって、石垣の隙間の土の部分に種を植えてしまうのだ。石垣は暖かいので成長がいいとか。トマト苗は買うと高いし、買う時期を逃した感があって本数が少なかったので助かった。完熟のミニトマト、楽しみである。

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無肥料&不耕起


ジャガイモが開花。クサイチゴが実をつけた。甘くて美味しい。ダイコンの間引き菜をおひたしに。実山椒を摘んで少量佃煮にしてみた。まだ中身が充実していないのか皺ができてしまった。でも食べてみると胡椒のように強烈だ。イタルさんからミニトマトの苗を10数本貰った。実が落下してできた苗だという。さっそく植えに行く。チンゲンサイの成長がいい。しかしカボチャはぜんぜんダメ(なぜ?)。ニンジンの成長も遅い。これで本当に食べれるものができるのかな? ゴボウも心配だ。

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犬とネコの顔


朝から集会所の一斉清掃に出かける。夏の子供絵画教室の会場にもなるということで、県の方も参加される。その後、かつての分校校舎内で食事会。お年寄りが多く、この10年で人が半数以上減ったという。

その後、アダムの家でいろいろ話し込む。途中でY氏とY原さんもやってきた。古民家の移築場所にいよいよ作業小屋を建てるというので協力を約束する。カナダ人のアダムは若干29歳。僕をこの地に住まわせるきっかけをつくってくれた。アダムが飼っているネコがかわいい。Aさんが柴犬を連れて来ていた。その犬の顔が穏やかで良かった。

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フライフィシング


朝、Y先生がやって来た。まだ痛みがあるらしいが顔色もよく元気そう。敷地と畑の見回りを一通りするだけで、書ききれないほどこの日記のネタはできてしまう。石垣のきわに出てきたユリ科の植物の葉っぱを刈らずに残しておいたら、それはなんとニッコウキスゲだった。その開花が始まった。この有名な花を初めて見る相方は大喜び。

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