雑草のちから


肥料を施しても、それが雑草に取られてしまったら損。それで排除するわけか・・・。だけど、雑草の混在する畑が正しいように思える。モンダイは「作物は自らの根っこで天然の養分を探しにいく」そう考えられるかどうかにかかっている。雑草を残すのを容認しはじめると、これのほうが自然なのではないかと思えてくる。作物以外の草を徹底的に排除するというのは、どう考えても異常なことに思えてくる。

いま、『妙なる畑に立ちて』に書かれた方法で、作物の成長を阻害する雑草だけを取るようにしている。作物にご接近している雑草は「引っこ抜く」のではなく、付け根をカマで刈り取って、それをその場所に横たえておく。多分、このほうが作物の根を傷めずにすむのだろう。甲虫がたくさん見られるようになってきた。畑にはナナホシテントウがとても多い。

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