ジャガイモが開花。クサイチゴが実をつけた。甘くて美味しい。ダイコンの間引き菜をおひたしに。実山椒を摘んで少量佃煮にしてみた。まだ中身が充実していないのか皺ができてしまった。でも食べてみると胡椒のように強烈だ。イタルさんからミニトマトの苗を10数本貰った。実が落下してできた苗だという。さっそく植えに行く。チンゲンサイの成長がいい。しかしカボチャはぜんぜんダメ(なぜ?)。ニンジンの成長も遅い。これで本当に食べれるものができるのかな? ゴボウも心配だ。
昨夜、深夜に起きだして日記を書こうと思ったらこのブログのスポンサードリンクの「肥料を入れない野菜の宅配」というページにはまってしまい、全ページを読んでしまった。「化学肥料&農薬」の農業からいわゆる「有機肥料」の自然農賛美が進む中、さらにラディカルな「無肥料&不耕起」を解説・推進する宅配企業のページなのである。
内容は川口由一『妙なる畑に立ちて』に同じなのだけど、実際この方法でやっているプロの農家がいて、それを宅配する会社が現れた、というのが驚きであった。時間はかかるが、雑草を排除せず不耕起でいけば堆肥は必要ない。それで本当の甘みをもつきちんとした作物ができる・・・これが事実なら、いままでの「有機農業」は完全にひっくり返ってしまう。
ところで、これを理解するには僕らの肉体のシステムを理解する必要がある。「薬」というものについて、あるいは「病気とは何か?」という理解も大切である。病はバランスの崩れた身体を正常に戻すための揺り返しであり、そのとき薬にたよらず肉体の自然治癒力を発揮させて、むしろ病に身をゆだねるほうがいい。この感覚を信頼するのは、マスコミや世間から来る知識にがんじがらめになった現代人には、至難のわざなのであるが・・・。
僕は子供のときから病気がちで、サラリーマン時代も病で入院したこともあった。しかしフリーになった24歳のときから、病院にはほとんど行ったことがない。薬もまったくといっていいほど、飲んだことがない。もちろん町に住んでいた時代から、食物については勉強もし、気をつけて実践してきたつもりである。自分の中の治癒力を信頼するのは勇気がいるのだけど、それを乗り越えたときは身体がすっきりと進化(前進)している自分を感じる。そして、自分の身体がよくわかるようになっていく。感覚が鋭敏になっていくのだ。
いちど汚染された畑が立ち直って無肥料&不耕起でまともな作物ができるようになるまで最低で3年。完全には10年かかるという。その間、様々な軋轢を乗り越えねばならない。でも、これが本当の真実だとしたら?
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