初チャパティー


今年初収穫した小麦が十分干し上がった。途中、家の中で保存中に一部ネズミに食われたり、いろいろとトラブルはあったものの、ようやく粉に挽けるようになった。さっそく石臼で。

最初、かたくしぼった濡れ布巾でごりごりと麦粒の汚れを拭く。次に、少量づつ石臼の穴に粒を入れながら、ゆっくりと2度匹挽きし、それを粉フルイにかけて皮を取り去る。これで全粒粉ができた。

middle_1187504201

“初チャパティー” の続きを読む


ドラム缶風呂と枝豆


久しぶりにドラム缶風呂をやった。例の水道管モンダイが復旧して、オーバーフロー水が潤沢にあるのでやる気になったのだ。夕闇がせまる頃、暮れゆく山の空を眺めながら湯につかる気分はなんとも言えない。家に車が横付けできず、車止めから徒歩で上がらねばならない不便さは、こんなとき利点となる。

middle_1186407552

“ドラム缶風呂と枝豆” の続きを読む


配管する/その2


さて、昨日の水道工事について、続きをひとつ。この水道工事の中に、山暮らしに欠かせない重要なテクニックがちりばめられている。イラストとともにそれを書き留めておこう。

地中の漏れを確認するために、イタルさんの記憶にそって掘り出した40年前の配管の塩ビ管。こんな感じ。

pipe1

“配管する/その2” の続きを読む


配管する/その1


水道のトラブルがまだ尾を引いている。最終槽に水が溜まらず、ここ数ヶ月はオーバー・フロー水がまったくといっていいほど流れていない。中継タンクを掃除し、水源を直したのだが、まだトラブっている。

この水源は、アトリエと、イタルさんちと、Oさん宅との3件共同で使っている。最終槽から3本に管が分かれて各戸へ地下配管されているのだが、それは16mm程度の塩ビ管であり、石垣を縫い、樹木の根のすき間を這っているのだ。

最終槽に一番近いのがアトリエで、イタルさんちはそれに隣接する。Oさん宅はぐっと離れており、僕ら2件からかなり下流に位置する。

昨日の朝、イタルさんともう一度、雨降るなか中継タンクのチェックに行く。カッパを着ていったのだが、水の作業ゆえ全身びしょ濡れ。そうして調べてみると、水源からの水は、最終槽に来ているのだ。なぜ水が溜まらないのか? どうやら地中管の破損、もしくは一番下流にある Oさん宅に問題があるしか考えられない。どこか下で漏れているのだ。

middle_1184596729

“配管する/その1” の続きを読む