明け方、歩いてゴミ捨てに行く。どこからともなくキンモクセイが香る。北関東の住まいのときは、キンモクセイの香る季節は冷え込みが始まり、凛とした気分とセットになったものだが、ここ四国ではぬるあつい柔らかな気候が続く。へたをするとまだ半袖で行けそうなのにキンモクセイが香るのは不思議な気分だ。
そのまま庭の草刈りを始めたら、保育園側のチガヤがかなり衰退して枯れ始めており、ザクザクと刈れる。刈った根元にはキノコも出始めている。あきらかに遷移の兆候がある。水たまりの解消をみちびく水脈にかぶり始めた草を刈っているうちに、チガヤの1ブロックを全部刈ってしまい、保育園とのキワに敷かれた雑草避けのビニールシートを一部剥がしてみた。