チガヤの遷移、キドニービーンズのサラダ


明け方、歩いてゴミ捨てに行く。どこからともなくキンモクセイが香る。北関東の住まいのときは、キンモクセイの香る季節は冷え込みが始まり、凛とした気分とセットになったものだが、ここ四国ではぬるあつい柔らかな気候が続く。へたをするとまだ半袖で行けそうなのにキンモクセイが香るのは不思議な気分だ。

そのまま庭の草刈りを始めたら、保育園側のチガヤがかなり衰退して枯れ始めており、ザクザクと刈れる。刈った根元にはキノコも出始めている。あきらかに遷移の兆候がある。水たまりの解消をみちびく水脈にかぶり始めた草を刈っているうちに、チガヤの1ブロックを全部刈ってしまい、保育園とのキワに敷かれた雑草避けのビニールシートを一部剥がしてみた。

もういちど点穴を掘り直しておく。この敷地は雨水排水の明瞭な出口がないので点穴で浸透させるしかない。

大地の再生を学び始めてからは、チガヤの帯に風みちを所どころに開け、保育園との境界も風が通るようにしている。が、この境界の部分がいちだん低くなっており、そこに雑草抑えのシートが埋め込まれているのだ。

その上に腐葉土がたまって草が生え始めているので、あまり役割を果たしていないのだが。それに、大地の再生視点からみたら地中の空気移動を遮断していることになり、けっしていいことではない。なのでいずれ全部剥がそうと思っていた。

よく台所の床なんかに使う厚手のビニール(繊維が入っている)のシートのようだ。ここを保育園の駐車場に貸していたときに敷設されたものだ。なかなか剥がすのに手強かった。これでチガヤの衰退さらに進んでいくだろう。すでにカワラヨモギやカラスノエンドウなどが入り始めているのだ。最終的にはこのベルトには果樹や花の咲く低木を植えたいと思っている。

朝から動いたのでさすがに果物とサラダくらい入れておくことに。

昼はお約束のハマチの茶漬け。解体から4日目。茶漬けにして2日経過。かすかに生臭さがあがってきたが、まだぜんぜん美味しい。刻みネギを追加しておいた。ご飯茶碗一杯では食べきれなかった。3日目はどんな味になるだろう?残りはまた冷蔵庫へ。

ピチットに入れておいたニベとシズの切り身を使ったブイヤベースを楽しみにしていた。夜、それをやることに。

野菜はジャガイモ、玉ねぎ、トマト、ズッキーニ。『丸元淑生のシンプル勝利(2)』のレシピ通りに作ってみた。

が、これはイマイチだった・・・。せっかくサフランを入れているのに、コリアンダーとタイムは合わないんじゃないかな。ズッキーニもスープを水っぽくして、それで魚の生臭さが浮いてきてしまう。魚も皮目をソテーしてから入れたほうが良かった。まあ適度にはうまかったけど。

それにしても「朝日米の2分づき+Gomyo赤米(5分精米)+アラマンス+ロールドオート」本当にウマイです。毎日でも全然飽きない。アマランスは飾りではなく米1合に対して小さじ4杯くらいたっぷり入れる。

久しぶりに『たたかわないダイエット』を読み返してみたら、アマランス の詳しい記述があって、鉄分が小麦や米の24〜50倍、カルシウムが8〜28倍、そしてアミノ酸組成がうまい具合に小麦や米と補完しあう形になっているそうだ。

あと写真は撮り忘れたけどキドニービーンズのサラダを作っておいた。『たたかわないダイエット』はアメリカの留学から相撲取りのようになって帰ってきた娘を丸元淑生が自分の栄養学レシピでダイエットさせるという笑える(娘さんゴメンなさい)ドキュメントなのだが、なかに

「日本のミネストローネからはキドニービーンズが排除されていて、代わりにベーコンが入っていたりするからね、死にたくなるよ」

という述懐があってなんだか笑ってしまう。

ダイエットの要諦のひとつは血糖値を安定させること、その食品の筆頭は「豆」。だから血糖値を飛び上がらせる食品(白パンや白米、じゃがいも、シリアル、加工食品)にはたっぷり豆を食べ合わせる必要があり、伝統的なミネストローネはまさにその組み合わせになっているというのである。

日本のイタリア料理店もだいぶ進化して地場の海産物を積極的取り入れたりして喜ばしいが、豆の重要さに気づくには至っていない。産地と直結して新豆を取り入れるというような、健全な美味求心にたどり着くにはもう少しかな。


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