せっかくタネを保存しておいたのにまくのを忘れていたソラマメ。
月: 2018年11月
小豆島石切場と放牧豚のランチ
朝、ホテルを出てまず向かったのは「エンジェルロード」。潮の満ち干きで道が現れたり消えたりする人気の観光スポット、「恋人の聖地」などと呼ばれている。中国人とおぼしき外国人観光客が多数。潮が引きすぎて美しい弧を描いてはいなかったが・・・。花崗岩の島なのでウバメガシだらけ。その木に恋人たちが帆立貝をぶら下げていく。それとは裏腹に、砂浜の海藻にドングリが多数落ちているのが印象的だった。
小豆島、放牧豚見学
中華風肉みそで色々料理♬
さて残りのひき肉で何を作ろうか? と考えたのだが、実は明日この豚を放牧している農園を見学に行く約束をしている。小豆島に渡るのは久しぶり。向こうで一泊して家を空けるので、なにか保存食的なものができないか? というわけで中華風の肉味噌を作る。
レシピは本棚にある『ウー・ウェンの中国調味料&スパイスのおいしい使い方』(高橋書店2015)から。ちょうど冷蔵庫に甜麺醤(テンメンジャン)がひと瓶ある。はかりを取り出してレシピ通りに計量する。肉はちょっと足りなかったので鶏胸肉を蒸したものを追加。甜麺醤と普通の味噌を使うのだが、意外に味噌の量が多い(こりゃ失敗はゆるされない)。
納豆茶漬けと小豆島放牧豚餃子
朝食兼昼食はぬか漬けと納豆・明太子の茶漬け。先日、旅先の大垣で手に入れた煎茶がありがたい。ぬか漬けも寒くなってまたちがう旨さが出てきた。ぬか漬けと納豆茶漬けの組み合わせは、簡潔にして非常に栄養的に充実した食事である。
ぬか漬けはすなわち生野菜であり酵素が摂れる。そして乳酸菌と納豆菌というダブル発酵食。かつコメと豆の組み合わせでアミノ酸組成がよくなり蛋白価が高まる。魚卵がそれを補強する(かつビタミン類も)。これにもみ海苔やすり胡麻、ワサビなどを加えてもいいのである。
しかも食後のお茶もそのまま飲めちゃうので洗い物もラク。仕事が忙しいときにはすごく便利で、近所のうどん屋に食べ行くより早く片付くし、栄養的には比較にならないくらい良質な食事だろう。