旅の最終日は松山で目が覚め、早朝の道後温泉に行く。最初は新しくできた「飛鳥乃湯」を見たいと思っていたのだが、本館の建物を見ているうちに、やっぱりこちらに入りたくなった。本館は西と東と2つの湯船がある。私は松と柳を脇侍にした白鷺の陶板画のあるほうが好きだ。湯船は香川県の庵治石(花崗岩)でざらっとした仕上げのままになっていて、その湯船のグレーと、砥部焼の白地にコバルトブルーが好対照になって、なんとも神聖な空間なのだ。今日は人が少なかったのでとくによかった。
月: 2018年6月
阿久根、水俣、幣立神宮、佐賀関〜松山
鹿児島のホテルで目覚めて、6:30にラウンジに出て朝食はパンとコーヒーだけとって、部屋に戻りチェックアウトまで仕事。今日は前回時間切れで行けなかった八代ラーメン以外目的は決めていない。海周りで下道を走ってみる。途中、阿久根と水俣に立ち寄る。阿久根にはユニークなシャッターアートがあるのだ。車窓からでも十分楽しめる。
いなか浜の泳ぎ、黒豚とんかつ
前夜のアペルイは刺身などのご馳走が出たうえに、庭で豪勢な焚き火。早朝に矢野さんが伐採した枯れ木を、丸太のまま燃やしたのだった。ギターで田中くんがイマジンを奏で、フランスから来たwoof女子とカタコトの英語で語り、僕もガットギターをちょっと借りた。でも屋久島ヤバイ。雨上がりの蝶の飛翔を見て、こんな焚き火してたら社会復帰できなくなるぞ(笑)。
第2回・屋久島講座5-2/放置棚田再生のセオリー
放置棚田はかなりの面積があり、これが屋久島の周回道路にまで続いている。そして敷地には小沢がある。ここで棚田や畑が再生できたら、道にアンテナショップを建てて農産物を販売することだってできる。田中さんたちはそんな夢を膨らませている。
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