阿久根、水俣、幣立神宮、佐賀関〜松山


鹿児島のホテルで目覚めて、6:30にラウンジに出て朝食はパンとコーヒーだけとって、部屋に戻りチェックアウトまで仕事。今日は前回時間切れで行けなかった八代ラーメン以外目的は決めていない。海周りで下道を走ってみる。途中、阿久根と水俣に立ち寄る。阿久根にはユニークなシャッターアートがあるのだ。車窓からでも十分楽しめる。

海沿いを北上する。車窓から見る自然の緑の光景が美しくない。苦しそうにもがいている、その断末魔を感じるようになる。屋久島の再生された自然の美しさに覚醒して、それがはっきりと解る。私たちは本当の植物の美しさを知らないでいる。

水俣で水俣病関連の映像や展示を見る。かつて水俣は豊穣な海だったそうだ。海底に淡水の湧水が多く、そこが産卵場になっており、魚が湧いてくる海といわれたそうだ。屋久島だってそうだろう。水俣は工業汚染によって破壊されたわけだが、屋久島は少なくともそれはない。水脈の滞りを解消すれば再生は早いはず。それを見とどけたい。

八代、前回目星をつけていたのに行けなかった「ラーメン角萬」。カウンターだけ、親子で営む。ラーメン490円、安いな。出遅れてチャーシューが終わったというので、餃子セットを頼む。美味しかったなぁ、元気をもらった。次回はちゃんぽんだな♬

前回は関門海峡まわりで下関で遊んだのだが、今回はそんな余裕はない。でも大分から四国に渡るなら、途中阿蘇の幣立神宮に寄ることができる。ここまで導いてもらった御礼と、これからの誓いを立てよう。着くと土砂降りの雨、龍神に歓待されているようだった。偶然にもあの宮司さんが中にいて、祝詞を誦える私を会釈して見守ってくれた。

佐賀関発20時のフェリーで愛媛へ。佐田岬の走りは雨が降り続く。松山で行きつけの店を訪ねたかったのだが、深夜で楽しむ時間は過ぎて、弁当を買ってホテルで部屋飲み。疲れがたまってブログがなかなか進まない。

幣立神宮1996-1998-2007


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