今日は別の敷地に移動して、棚田の再生をする予定なのだが、前日のやり残しがあるので、朝食前に皆で1時間ほど作業する。この垣根はハイビスカスだ。
水脈の仕上げ。
道ぎわの垣根を終えると矢野さんは鶏小屋脇の枯れ木を伐りにいく。
これは勉強になる。矢野さんがどう伐り上げるか見ものである。まず屋根に掛かっている枝伐りから。片手で操作できる小型チェーンソーで受け口を作らず真横から刃を立てて伐っていく。
太い部分も同じ。バーが挟まれないように、微妙なテンションを伐りながら読み取って加減していくのだ。凄いテクニックである。
さらに先端を面取りしている。
実はこの木、まだ生きていたのだ。胴吹きが出ている。それで上を伐ったのだ。この木が再生したら「朝飯前の記念樹」としてアペルイの名物にしてほしい(笑)。
さらに牧場との境界に向かう。風通しの空間を開く。
今回、いい感じに仕上がって美しさを見せていた植物の集合体もばっさり。次回はどのように成長しているだろうか?
牧場側から見た目通り。
輝く風が抜ける、すばらしいアペルイになっていく。