春のイカナゴ


「しんこ」・・・東京ではコノシロの幼魚で寿司ネタとして有名であるが、こちら関西ではイカナゴの稚魚(生後3〜4ヶ月のもの)をいい、瀬戸内の春を告げる魚として知られる。そしてこちらの人は、これを醤油とみりんで煮た「いかなごのくぎ煮」を尊ぶのである。イカナゴは、2月末から4月半ば頃までの、体長3cm前後が最もうまいと言われている。

“春のイカナゴ” の続きを読む


ズボラな畑と微生物・昆虫を取り戻す8つの方法


前夜、雨が降って、畑の作物が一気に大きくなっている。もちろん雑草もである。雨の直後は雑草が抜きやすく、いつもは硬い草もさくさくカマで切れる。早朝、生ゴミを堆肥の山に捨てに行ったついでに切り返しをやり、草刈りをしばらく続けた。曇り空だが、セーターにズボン下を履いてやっていると汗ばむほどの陽気となった。アマガエルを初見。クモ類もたくさん出てきた。

“ズボラな畑と微生物・昆虫を取り戻す8つの方法” の続きを読む


屋島の追憶、墓参り


今からさかのぼること15年前、2002年の10月、yuiさんと個展会場を探して「四国村」へ向かった。屋島の岩峰を望むその坂道で、そこから見る屋島の姿に強烈なデジャビューを感じたのである(こんなとき決まって、頭のなかに雅楽の笙の音が流れる)。

「絵画とクラフト」「紙芝居と音楽」「蔵」。旅と森の活動とアートを融合させた新しい展開・・・間伐技術書のタイムリーな出版とともにそんな流れができれば。yuiさんらと始めた「紙芝居&個展プロジェクト」・・・その準備のときだった。

今日は、その屋島を訪れた。

“屋島の追憶、墓参り” の続きを読む


モン・ドール、ジャガイモとネギのスープ、ピザ3種


この季節、わが家にはチーズのお届けがある。今回は「モン・ドール」という熟成チーズが来た。それにスランスの白カビチーズ「ブリー」、そしてパルミジャーノがミックスされたピザ用のMIXチーズ。というわけで、今日はスタッフの慰労会も兼ねて、ピザ&チーズ大会となった。まずは客人到着の前にジャガイモとネギのスープを用意しておいた(写真手前)。

“モン・ドール、ジャガイモとネギのスープ、ピザ3種” の続きを読む