春のイカナゴ


「しんこ」・・・東京ではコノシロの幼魚で寿司ネタとして有名であるが、こちら関西ではイカナゴの稚魚(生後3〜4ヶ月のもの)をいい、瀬戸内の春を告げる魚として知られる。そしてこちらの人は、これを醤油とみりんで煮た「いかなごのくぎ煮」を尊ぶのである。イカナゴは、2月末から4月半ば頃までの、体長3cm前後が最もうまいと言われている。

昨日の売れ残りは赤札で若干安いのだが、稚魚系は足が早いので本日付けのを買うのだ。ショウガ醤油がいいけれど、何もつけずそのまま食べても旨い。私もすっかり瀬戸内オトコになってしまい、このイカナゴが味覚の春告げ魚になっている。

この季節は瀬戸内レモンが安く手に入るのでアボカド・トマト・タマネギのサラダもいい。

そして豆のサラダ・・・。肉食が続いて身体が重く感じられるとき、この豆のサラダを食べると体長が回復するのを感じる。

夜は囲炉裏暖炉。もう数日でサクラが開花するだろう。この季節の囲炉裏がいちばん楽しいのかもしれない。


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