福井講演旅(その3前半/講演当日)


さて講演当日。ホテルで早起きして資料のチェック。私はパワーポイントではなくiPhotoのスライド機能を使う。資料が足りないと思ったら過去の写真やイラストを引っ張り出してフォトショップで合成し、iPhotoのアルバムに挿入すればよい。

会場は駅前のAOSSA最上階にある県民ホール。2番手の私は持ち時間1時間というメインの基調講演。

今回は「里山砂防」における道づくりがテーマで、福井県土木部という林野とは違った媒体からの要請であった。四万十式作業道の工法に感銘されたとのことで、道づくりだけでなく、砂防と森林について様々な観点から話してほしいとのことだった。

たとえば再生の基本となる日本の気候風土と森林の関係や、樹種における砂防上の特質、私の経験から里山資源の利用法など、話すことはいくらでもあるのだが、前半に日本の自然と里山の話を30分、後半に四万十式作業道のことを30分と話した。四万十式を理解するには、前提となる日本の森への理解が不可欠だからである。

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福井講演旅(その2/福井到着)


琵琶湖から敦賀に抜けて福井県に入る。昼はハンバーガー1ケでやりすごし、武生まで来てから「御清水庵」で越前蕎麦。

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福井講演旅(その1/淡路・大阪編)


講演で福井に行ってきた。高松から海を渡って福井市まではけっこう遠いので前々日に出発。今回は淡路島周りで。

お昼に徳島鳴門のびんび家。いつもの「さざえ飯」が売り切れとのことで「たい飯」にする。蒸した鯛の切り身が載っている炊き込み御飯。瀬戸内の鯛は美味いな。大量わかめの味噌汁が圧巻。これがここの名物でもあり。

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骨付鳥 IKKAKU


来週7/25(月)福井の「里山砂防を考えるシンポジウム」で基調講演をやることになり、ここ数日、資料とスライドづくりでくたくたになる。名刺も新調せねばならないし、デザインはしたものの、印刷用の紙が見つからない(引っ越しの段ボールのどこに入っているか不明)。というわけで、郊外にある画材屋まで自転車で買いに行く。

高松の町なか在住では畑や薪割り仕事がないので、外出の自転車移動が唯一の運動のようなものになる。で、のど渇いたぁぁぁ~。

「ひさしぶりに一鶴どうよ?」

「行くう~!!!」

うどんの他に、高松のもう一つの名物といわれる「骨付き鶏」。今年、飲屋街を歩いて「骨付き鶏」をウリにしている店が増えたのにびっくり。その老舗にして名店「一鶴(いっかく)」へ。

まずは。

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砥部、岩屋寺、石鎚山、大川村


朝、砥部焼の窯元を見に行く。絵付けされた陶板。やや厚手の白磁に、呉須と呼ばれる薄い藍色の手書きの図案が特徴。砥部は江戸時代「砥石」の産地として栄えた。その砥石くずを細かく砕いた土を使い磁器を作ったのが起源だという。道後温泉の浴室にもすばらしい陶板絵画があって独特の気品を醸し出している。

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