骨付鳥 IKKAKU


来週7/25(月)福井の「里山砂防を考えるシンポジウム」で基調講演をやることになり、ここ数日、資料とスライドづくりでくたくたになる。名刺も新調せねばならないし、デザインはしたものの、印刷用の紙が見つからない(引っ越しの段ボールのどこに入っているか不明)。というわけで、郊外にある画材屋まで自転車で買いに行く。

高松の町なか在住では畑や薪割り仕事がないので、外出の自転車移動が唯一の運動のようなものになる。で、のど渇いたぁぁぁ~。

「ひさしぶりに一鶴どうよ?」

「行くう~!!!」

うどんの他に、高松のもう一つの名物といわれる「骨付き鶏」。今年、飲屋街を歩いて「骨付き鶏」をウリにしている店が増えたのにびっくり。その老舗にして名店「一鶴(いっかく)」へ。

まずは。

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(まだ明るいW)

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骨付き鶏は「ひな」と「おや」を選べる。今日は「ひな」で。

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皮はカリカリ。肉の味はしょせんブロイラーだが、ニンニクや胡椒をきかせてビールには抜群に合う。

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生キャベツが無料でついてくるので、それを皿の脂に浸けてまた食う。おにぎりもこういう食べ方が一鶴流。

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今日は食べなかったけど、写真の「鶏めし+スープ」も〆にまた美味い。

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講演資料は田邊さん監修の自著『図解 山を育てる道づくり』(農文協2008)からイラストを抜粋。あの苦しくも楽しかったハードな取材の日々が、作画に格闘した日々が、走馬灯のように思い出される。

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このイラストは勿論すべてオリジナル。普通は著者や監修者や編集者がアウトラインを提示して、イラストレーターに描いてもらうものだが、この本の著者の私自身が咀嚼したものを自分の手で描いているのだ。

作業道づくりがこのようにイラスト化されるのはおそらく初めてではないだろうか。今年度から切り捨て間伐の補助金が「材を出すこと」が前提となり、作業道づくりは日本全国で焦眉の急となっている。

この本もようやく評価されるときが来たかな? ともあれ、福井講演をしっかりと成功させよ♪


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