魂の無い狂人の手によって


神流川の支流にて


田んぼの手伝いで籾(もみ)付きの米を貰ったので、下の町に住むIさんのところに持って行って、籾を取ってもらった。Iさんの家は鮎川の流域で、位置的にはアトリエの背後にひかえる御荷鉾山の、反対側にあたる。

鮎川は神流川よりはずっと小さい川だが、その名の通り昔は鮎がたくさん上ってきたらしい。ちょうどIさんの家の畑の下が崖になっており、そこを鮎川は大きな深みを作って流れている。すぐ近くには5年ほど前に温泉施設ができ、営業している。このあたりは塩泉脈があり、ここの湯も源泉は塩辛い。

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虎心「虎二郎」


群馬のBグル探求の旅は続く。これってラーメンなの?と衝撃を受けた高崎「大黒屋本舗」の「ふじ麺」。その正体は「二郎」スタイルの発展型、もしくは池袋「大勝軒」の分派、ということは解った。

そのまた分派の伊勢崎「満帆」や栃木の「二郎(栃木街道店)」でも食べてみた。前橋の「常勝軒」も。で、もう一軒、この流れで残るみどり市大間々の「虎心」へ。

その名も「虎二郎」(普通盛り900円)。値段は高い。が、海苔とメンマ入り、大きめチャーシュー2枚と豪華版ではある。

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五日市高校ライブへ


都立五日市高校での講演と紙芝居ライブに行く。今年で5回目になるこの講演は「総合学習講演会『地球環境』」というタイトル。五日市高校では近隣の山を2年生全員が下刈り、間伐体験をするのだが、その前振りで僕たちの紙芝居ライブが呼ばれている。

毎度のこと、朝4時半に起きて5時過ぎにアトリエを出発し、秩父から名栗、青梅の成木を通って、峠をいくつも越えながら五日市に行くことにしている。下道を通るのは、山は新緑だし、人工林の感じも毎回取材できるからだ。

いつものホールを借りられず、今回は校内の視聴覚室で行った。話すことはだいたい同じなのだが、それではこちらのボルテージが上がらないので、毎回ちょっとずつ講演の方法を変えている。今回はYKにもしゃべってもらい、紙芝居後のパワーポイントを使った講演では、間伐を中心に講義し、林道にまで突っ込んでみた。そして質問コーナーを設けてそれにいろいろ答える時も持った。

なにしろ久しぶりの講演だったので舌が回らず、歌はちょっとトチったり不備はあったが、まあ真剣度でエネルギーは伝わっただろうか? 今回は時間が少なくてアトリエ暮らしの写真を見せられなかったのが残念だが、興味のある生徒さんはHPやブログをぜひご覧になってください。

僕たちの暮らしのページはこちら。
http://www.shizuku.or.tv/kanna.zentai.html

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